徒然日記
3月10日 その3172『逢坂誠二の徒然日記』(4816)
昨日も午前4時から夜9時過ぎまで
フル回転の一日だった。
フル回転の一日だった。
1)法務委員会
法務委員会では、85分間に渡って、
岩城大臣の所信に対する質疑を行った。
85分間もの質疑時間の確保はあまり例がない。
法務省の公文書管理について問いただしたところ、
形式上は規則通りの対応がされているようだったが、
保存年限の過ぎた文書の廃棄、移管の判断が放置されるなど、
適切なものとはなっていなかった。
やはりそうかとの印象だ。
昨日の質疑を契機として、
法務省には公文書管理に対する感度を
上げてもらいたいと思う。
(今後、各省に対して、同様の質疑を行いたいと思う。)
2)特定秘密保護法と憲法
昨日の法務委員会では、
特定秘密保護法に関しても法務大臣の考えを質した。
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特定秘密保護法第10条第1項は。
行政機関が「安全保障に著しい支障がある」
と判断すれば特定秘密の提供ができない旨の規定がある。
一方憲法第90条では、
国の収入支出の決算は、
すべて毎年会計検査院がこれを検査し、
との規定がある。
憲法の文言上、会計検査院は、
「すべて」の検査を可能とすると理解できるが、
特定秘密保護法の文言上は、
「すべて」の提供が受けられない可能性がある。
つまりこの二つの条文には、
文言上の齟齬があると解される。
ところが岩城大臣に文言上齟齬があるだろうと質問したが、
残念ながらそれに対する明確な答弁はない。
この齟齬を放置したままでは
法秩序の観点からよろしくないのではないかと質したが、
特定秘密保護法を改正するつもりはないという。
これでは法秩序が意味のないものになってしまう。
今日も朝から総務委員会で質疑だ。
今日もフル回転の一日となる。
さあ今日も、確実に前進します。
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2016.3.10
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