徒然日記
2月24日 その3157『逢坂誠二の徒然日記』(4801)
総務委員会で質疑を行った。
今日は、その引き続きで、これも急遽、
1時間に渡って、総務委員会で質疑を行う。
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今日の質疑のポイントは次だ。
昨年11月下旬から
NHK理事会、経営委員会の議事録がどうもおかしい。
この間の議事録全体を読むと整合性がとれていない印象を受ける。
都合の悪いことの記載を省略している印象だ。
こんなことでは、国民のへの説明責任は果たせないし、
NHKの内部統制上も極めて大きな問題だ。
NHKが民間団体なら、
そうしたこともあるのかもしれないが、
国民の受信料に支えられる公共性の強いNHKに、
こんな出鱈目は許されない。
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放送法第4条は、法規範性があるというのが、
従来からに政府の姿勢だという。
これまで政府は、4条に反するかどうかを、
その放送局の放送全体(番組全体)を見て、
しかも極めて謙抑的に判断するとしていた。
ところが昨年5月の参院の質疑で、
高市大臣は、政治的公平性に関し、
個別の一つの番組を見て判断する場合もあると答弁している。
これは従来方針からの大転換だ。
しかし政府は、この番組一つを見て判断するということは、
従来の番組全体を見て判断するという考え方にの
補足的説明であり、従来方針を明確化したものだという。
この説明は、全く理解できない。
従来方針の補足説明でもなければ、明確化でもないだろう。
従来の転換というのが適切だと言うべきだろうし、
政治的公平性を一つの番組を見て、判断するというのは、
番組に対する政府からの圧力になり兼ねず、撤回すべき発言だ。
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今日は、急遽、総務委員会が開催されるため、
予定が突然、立て込むことになった。
選挙制度に関する与党への説明、
企業団体献金に関する野党からの説明など、
極めて重要な日程も含まれている。
そのためいつもより早く国会入りし、
今日の日程に備えることになる。
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たぶん多くの国民の皆様には、
なかなか理解してもらえないことだが、
国会での様々な日程は、
あらかじめ早い段階で決まっているものも多いが、
前日や、半日前に突然決まるものも多い。
そのため国会議員は、
いつも日程変更が多くなってしまう。
何とも落ち着かないことだ。
いずれにしても、頭から足の先まで、
国会活動にどっぷりと浸かっている。
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