徒然日記
2月6日 その3139『逢坂誠二の徒然日記』(4783)
函館の朝の気温はマイナス5度。
雪が舞っている。
昨日は、東京から札幌に立ち寄って帰函した。
新千歳空港、札幌では、春節を迎え、
大勢の中国人観光客でごった返していた。
雪まつりも開幕したとのことだが、
会場を横目で眺めるほどの余裕ももなく、
二時間弱の札幌滞在で函館に帰着。
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夜は、幾つかの新年行事に出席し、
多くの皆さんに挨拶をさせて頂いた。
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一昨日の衆院予算委員会で総理は、
「憲法改正を議論する資格があるのか」
との発言をした。
この発言を聞いた瞬間、
総理の発言はアウトだと感じたが、
残念ながら委員会は止まらなかったし、
翌日の新聞各紙も、
残念ながら委員会は止まらなかったし、
翌日の新聞各紙も、
この発言をあまり問題視していない。
国会もマスコミも完全に、
言論統制に関して感度が落ちている。
国民投票法案に賛成しようが反対しようが、
憲法全体に対する改正案を持っていようがいまいが、
憲法に対してどんな考えを持っていようが、
憲法に関し議論する資格はだれにだってあるし、
憲法議論をしようがしまいがそれは自由だ。
これが言論の自由だ。
ところが総理は、国民投票法に反対することや、
憲法改正案を持っていないことが、
憲法議論をする資格の欠如であるかとのもの言いだ。
これは言論の封殺だろう。
総理のこんな発言を放置することはできないし、
委員会を即座に止め、
総理にこの発言の撤回を求めるのが筋だったのだと思う。
ところが残念ながら委員会もそうならなかったし、
その後の報道もこの発言をそれほど重視していない。
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総理の常軌を逸した発言が頻発する中で、
私もマスコミも感覚が麻痺しているとすれば
それは大変危険な兆候だ。
神経を研ぎ澄まさねばならない。
さあ今日も、確実に前進します。