徒然日記
2月5日 その3138『逢坂誠二の徒然日記』(4782)
今日は、夕刻には帰函の予定だったが、
札幌経由で、函館に戻ることになった。
そのため現在は、札幌に移動中。
札幌は、今日から雪まつりとのことだが、
札幌滞在は移動も含め2時間弱。
雪まつりを横目で眺めるチャンスもないが、
春節もあり、多くの外国人で賑わっているものと思う。
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安倍総理の答弁は、
あまりの無理解に天を仰ぎたくなる。
たった三分の一の国会議員が反対するだけで、
国民から投票する機会を奪うとして、
憲法96条の3分の二規定を批判する。
しかしこの規定は、
憲法が権力の権限を縛るという観点からは
重要なものだ。
もし2分の一ルールなら、
政権側は憲法改正案を
頻繁に提出出来る可能性が高くなる。
なぜなら政権側は、多くの場合、
過半数を占めているからだ。
3分の二であることにより、
政権側だけの意向ではなく
その他の勢力の賛成もなければ
憲法改正案を発議できない可能性が高い。
結果的に権力が抑制的に作用する。
総理の頭には、
こうした側面からの思考は
存在しない様だ。
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日本政府がTPPに署名したが、
ここからが国会の実質審議の始まりだ。
これで終わりではないことを、
改めて強調したい。
それにしてもTPP断固反対を訴えていた
高鳥内閣府副大臣が署名するとは、
ブラックジョークに見えてしまう。
さあ今日も、確実に前進します。