徒然日記
8月6日 その2955 『逢坂誠二の徒然日記』(4599)
夜明け前の東京は、今日も暑い。
昨日午前は、
連合北海道の会長をはじめ幹部の皆さんと
来年度予算に関し各省要望に歩いた。
昼は、中国大使館から
中国の再生可能エネルギーへの
取り組み状況のヒアリングを行った。
その後、離島振興について要望を受け、帰函した。
函館市内幾つかの場所に挨拶に伺い、
最終便で再上京となった。
今朝も早朝からの
臨床心理士に関する打ち合わせから
国会での活動がスタートする。
昨日は、結局20時間寝ずの活動になったが、
今日もさらに密度の濃い1日となる見込みだ。
1)安保法制
昨夜は、3箇所の夏祭りにお邪魔した。
安保法案に反対する声が実に多い。
お孫さんのことを心配するお婆ちゃん、
子供のことを案ずるお母さん、
さらに自分たちの問題だという中学生までが反対だという。
こんな法案を絶対に通してはならない。
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今回の安保法制に関する政府の答弁が
どんどん腰の定まらないものになっている。
中谷大臣の答弁によれば、
現在提出されている安保法案では、
戦争中の他国軍への兵站をめぐり、
核兵器を搭載した戦闘機や
原子力潜水艦などへの補給は、
「法律上除外する規定はない」として、
法律上は可能との認識を示した。
一方で中谷大臣は、
「核に関しては全く運ぶ選択肢も
補給する選択肢もない」
と政策判断として行わない考えを強調しているが、
その歯止めはどこにあるのか。
さらにその真偽、情報が
本当に公開される保証どこにあるのか。
実は現在も、
非核三原則が本当に守られているのかどうかを、
政府は本当の公開をしていないとの指摘が多い。
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中谷大臣は、
戦闘中の他国軍に対する補給や
輸送の中身については法律上制限がない、
これを認めている。
さらに、
「ミサイル」も武器にあたらない
との見解も示している。
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中谷大臣は、
劣化ウラン弾、クラスター爆弾も弾薬だ、
と回答し武器ではないとの認識だ。
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周辺事態法では、
「武器(弾薬を含む)の提供を含まない」
としていた。
今回の安保法案では、
「現に戦闘行為が行われている現場」以外であれば、
自衛隊が他国軍に対して
「武器には含まれない弾薬の提供」
をすることが可能ということだ。
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中谷大臣による弾薬の定義は以下。
一般的に武器とともに用いられる、火薬類を使用した消耗品。
だから手榴弾も、
直接、人を殺傷するなどを目的としている
火薬類を使用した消耗品であり武器にあたらない。
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この考え方から、ミサイルも劣化ウラン弾も武器ではなく、
弾薬であり、今回の法案では、
提供の対象になるという考え方だ。
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中谷大臣による武器の定義は以下。
直接、人を殺傷し、または武力闘争の手段として
物を破壊することを目的とする機械、機具、装置をいい、
例えば、拳銃、小銃、機関銃など、消耗品でないものを指す。
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簡単に言えば消耗品が弾薬で、
それ以外が武器との認識のようだ。
こんな定義では、
日本の自衛隊の受け持ち範囲はどんどん広がって、
まさに戦争の一翼を担うことになるといえるだろう。
色々と理屈を並べているが、
議論すればするほど、
単に戦争に加担したい
と言っているように聞こえてしまう。
こんなことを多くの国民が望んでいるとは思われない。
今日は70回目の「広島原爆の日」の朝だ。
例年なら10年後の80回目は、
どんな状況になっているか
等と思いを巡らすのだと思うが、
今年は訳が違う。
来年、いや来月、
日本の防衛や軍事が
どうなっているかすら見極め難い、
大変に危うい状況になっている。
戦後日本の平和主義を
どう貫徹するのかの正念場を迎えている。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・8・6
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御苦労様です。
安保法案は、やはり、戦争法案でこの国会で決議するべきことではナイト思います。
よって、本議案は、「国民が、推した国会議員が、決める事ではあるが、少しく、個々としての考え方が違う」と言う事で
「国民投票」を願うものであります。
国会の決定では、与党の賛成多数で決定するので、これはこの政権時に決定すべきでないと思います。
通常通りの採決でやるといくらあの「安部総理」でも後で、後悔をすることになり、そのときは、日本は、大変なことになって降りますよ。
ロシアの「プーチン大統領」も後悔する事のなきようにと、メッセージを送っております。
これは、なんとしても「廃案」or「国民投票」です。
お願いします。 逢坂さん。