徒然日記
11月4日 その1562『逢坂誠二の徒然日記』
都内は雲の広がる朝を迎えましたが、
暗い感じはしません。
雨の雰囲気もありません。
予想最高気温は22度程度です。
1)3つの催し
昨日は、函館市内での催し3つに参加しました。
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函館も東日本大震災の被災地から、
多くの方々が避難されています。
昨日は、函館福島県人会の主催で、
福島県から避難されている方々との
昼食会が開催されました。
私の函館事務所の島さんが、
福島県郡山市出身との縁で
私も参加させていただきました。
参加者からは、
情報公開をしっかりして欲しいこと、
福島に留まっている子どもたちへの
放射線影響への懸念、
このような声が寄せられました。
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函館には、歴史的建造物が数多く残され、
独特の景観を醸しています。
昨日、
この景観を維持するための活動をしている
「函館の歴史的風土を守る会」主催の
シンポジウムが開催されました。
私は、旧相馬邸(http:
//www.soumatei.com/)を
守るための取り組みをしている
東出信司さんの話を伺わせて頂きました。
旧相馬邸が残されることになった過程が、
自分がやるしかないと決断した
東出さん個人の熱い思いとともに語られます。
景観を守るためには、
先を見通した長く強い取り組みが必要ですが、
最終的にそれが地域の大きな財産になります。
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昨日は、
「佐藤泰志の復活と
映画「海炭市叙景」を語る」
こんな催しも開かれました。
2008年にクレインという出版社が、
佐藤泰志作品集を出版したことが発火点となって、
映画化が実現し、
最近は、小学館と河出書房新社から、
佐藤泰志の作品が出版されるまでになりました。
しかも、新たに出版された作品集が、
数万部も売れるなど。
復刊した純文学の作品としては、
異例のことだと言われています。
また昨日は、
映画のDVDなども
発売されています。
業界では、
佐藤泰志ブームが起きているのですが、
昨日は、こうした現象を含め、
改めて佐藤泰志のことについて語り合う会でした。
良い作品は埋もれていても
必ず世に認めらるものだと思うのですが、
その前提として、誰かの手によって、
なんらかのまとめなどがあることが
重要だと感じました。
佐藤泰志にとってのまとめは、
昨日講演を頂いた詩人の福間健二さんの手による
雑誌「ジライヤ」だと感じました。
この機会にまた、佐藤泰志の作品に触れてみます。
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今日はTPPについて、
大詰めの議論が行われる見通しです。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2011・11・4 Seiji
Ohsaka
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