徒然日記
3月14日 その2810 『逢坂誠二の徒然日記』(4454)
昨夜、午後7時まで衆院本会議があった。
そのため今日は、朝の飛行機で函館に帰る。
1)39回オープンミーティング
本日、第39回オープンミーティングを開催する。
私が国会情勢の報告などを行ったのち、
ご参加の皆様からご意見・ご質問をお伺いし、
意見交換をする。
参加費や予約は不要でどなたでも参加可。
はじめての方でもお気軽にご参加を。
日時:3月14日(土)15:30〜17:00
会場:美原町会館(美原3-5-16)
2)新年度予算
昨日、新年度予算が衆院を通過した。
課題が多すぎる予算だ。
株価が高く安定しているかのように見えるだろうが、
現実は違っている。
詳細は、後日書きたいと思うが、
不安倍増というのが本当のところだ。
不安倍増の安倍内閣と揶揄するマスコミもあるが、
日銀の対応など、綱渡り状態だ。
3)原発の避難計画
昨年の総選挙では、
大間原発を凍結させるための具体的方策として、
次の二つのことについて言及した。
・
有効な避難計画が策定できない場合は、
原発の稼働できないこと
・
自治体の同意が得られない場合は、
原発の稼働できないこと
現在、これら法案化の作業を進めている。
同意のための法案は、
私の事務所で法案化の作業を進めており、
先月の定例記者会見で発表させて頂いた。
避難計画に関する法案は、
民主党のエネルギー環境総合調査会で、
法案化作業を行っている。
いずれの法案も、重要なものであり、
なんとか成案化して、次のステップに進みたい。
4)日本と原発 その5
映画『日本と原発』(河合弘之監督)の内容から。
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映画の中で、
当時の原子力委員長、近藤駿介氏が作成した
通称「最悪シナリオ」が紹介されている。
次にその下りを紹介する。
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(最悪シナリオ)
震災から2週間後の3月25日、
菅総理大臣に提出されていました。
かろうじて建屋の爆発までにとどまっていた1号機の原子炉では、
溶け落ちた核燃料が冷却できず、
原子炉格納容器内に水素が充満し爆発を起こします。
放射線量が極めて高くなるために事故処理にあたる作業員が、
福島第一原発から撤退せざるを得なくなります。
そのために、
2号機、3号機の破壊が進むばかりではなく、
4号機建屋内の
使用済み核燃料プールへの冷却水がなくなり、
1500本を超える燃料集合体が燃えだします。
結果的に1号機から4号機までの
全ての核燃料から想像を絶する量の放射性物質が拡散してゆき、
原発から半径170km内の市民は強制的に避難を余儀なくされ、
北は盛岡、南は横浜までにもおよぶ
半径250kmが避難対象地域となる、
国家壊滅の危機が予測されていました。
==以上、紹介終了==
これは非現実的な想定ではなく、
一歩間違えば、こんな事態もあり得たのだ。
改めて言うまでもなく原発事故は、
これほどまでに恐ろしいことなのだ。
万が一、最悪シナリオの通りになっていれば、
今の日本はなかったと思う。
今日も、しっかりと前進します。
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2015・3・14
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