徒然日記
9月15日 その2580『逢坂誠二の徒然日記』(4276)
稚内市沼川の気温が、
なんと1.6度まで下がっている。
函館の最低気温は14度程度。
完全に秋の様相だ。
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昨日は、体を動かすの目標通り、
歩いたり、走ったり、登ったり三昧をした。
家から歩いて80分、函館山にも上ることができた。
登山の途中は、寒さを感ずるほどだったが、
気分良く、山頂からの眺めを堪能した。
暗くなりかけてからの下山では、
山の静かな雰囲気を体全体で受け止めた。
1)川内原発
原子力規制委員会は、
川内原発が新規制基準に合致すると判断した。
これによって政府は、再稼働に進むのだというが、
安全安心とはかけ離れているのではないか。
田中俊一委員長も、
「基準への適合性を審査した。
安全だということを私は申し上げません」
と明言している。
この発言は、極めて冷静だ。
規制委員会の判断は
安全にお墨付きを与えるものではない。
3.11以後の新規制基準を、技術的、科学的に見て、
その原発が満たしているかどうかを判定したに過ぎない。
この基準を満たせば安全との保障はない。
安倍総理は、
新基準を世界最高レベルであるかのように発言しているが、
本当だろか。
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川内原発は、火山の集中地帯にある。
九州電力は、
「観測によって噴火の予知は可能」
だと主張し、規制委員会も認めた。
しかし原発が火山噴火に見舞われても、
安全な状態に措置すること、
例えば使用済み核燃料を
火山の影響のない場所に移設するなど。
こんな大作業を行うほど、
時間的余裕のある予知は可能なのだろうか。
これを実現するためには、
噴火の数年前に確実な予知を実現する必要がある。
有珠山や樽前山の現実を見ていると、
それが可能とは思われない。
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さらに万が一の場合の、避難対策が不十分だ。
鹿児島県の試算では、
川内原発30キロ圏の全住民が
圏外に出るまでに30時間近くかかるらしい。
寝たきりの方など、
移動の難しい方々をどうするのか、
その具体策は見えていないという。
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新基準という、
ある一定のレベルを満たしたからといって、
川内原発は安心できる状況ではない。
こんな中で見切り発車するなら、
安全神話がゾンビのように復活することになる。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・9・15
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