徒然日記
6月16日 その2489『逢坂誠二の徒然日記』
函館の朝、街全体が霧に包まれている。
今日の天気予報は終日曇り。
夕方には弱い雨になるかもしれない。
予想最高気温は20度程度だ。
1)集団的自衛権
今日もやはり集団的自衛権の問題に言及せざるを得ない。
安倍総理は、
どうしても集団的自衛権の行使を認めさせたいようだが、
どう考えても性急に過ぎる。
国家の基本方針の大転換を、
こんな簡単な議論で済ませていいはずがない。
特定秘密保護法もそうだった。
とにかく急いで成立させたが、
今になって国会に監視機関を置くための法案を議論している。
その法案すらも、検討すべき内容が多く、
確定的な議論ができない状態だ。
特定秘密保護法案も酷い審議状況だった上に、
その問題は今も引き続いている。
本来1年も2年もかけるべき議論だ。
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集団的自衛権を仮に一部とはいえ認めるならば、
日本への影響は計り知れない。
安倍総理はプラス面ばかりを話しているが、
マイナス面、悪影響はないのか、
そうしたことには一切の言及がない。
日本が、どんなやり方、考え方で、
世界の平和に貢献するのか、
その大ぶりの議論も皆無だ。
特別な幾つかの事態を無理に想定し、
それにどう対応するのかと言う、
極めて狭小な議論だ。
こんな議論だけで、結果を導くと、
予期しない事態に到達する可能性もある。
とにかく落ち着いて、
一時、冷却期間を置いてから、
十分な議論をすべきだ。
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こうした総理の動きに対し、
27都道府県の地方議員215人が、昨日、
超党派団体「自治体議員立憲ネットワーク」を設立した。
共同代表の角倉邦良群馬県議は、
かつて金田誠一元代議士の秘書を務められ方だ。
角倉県議は、
「戦後日本の平和主義、専守防衛の枠組みが
木っ端みじんに壊される事態だ」
と安倍政権を批判したという。
当然の発言だと思う。
勝部賢志道議も、
「憲法の平和主義、民主主義を守るために
地域から声を上げ、全国的な世論形成につなげていきたい。
安倍政権の暴走を食い止めるため、
連携を強める必要がある」
と話したと報じられている。
こうした動きが、全国に確実に広がることを期待したい。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・6・15
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蟻の一穴堤を壊すのとたとえどおり、一点突破全面展開を狙っているのでしょうね。決壊した後どうなるのか、そのときはもう手遅れのような気がします。頑張ってください。