徒然日記
2月19日 その2372『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、今日も雪が降っていない。
各地から雪害のニュースが入るが、
それに比べると函館は穏やかだ。
朝4時頃の気温は、マイナス7度程度。
日中はかろうじてプラス1度になるとの予報だ。
今日は雨水(うすい)だ。
空から降るものが、
暦の上では、雪から雨に変わり、
雪解けが始まる…、そんな雨水だ。
1)確定申告
今年も確定申告の時期がやってきた。
例年、
早く準備をしなければと思うのだが、
いつも直前になってしまう。
原稿料など収入と経費、
それぞれの資料を準備し、
電子申告をする予定だが、
事前の資料整理が厄介だ。
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公的個人認証も、
昨年末に更新した新しいPCに
認証ソフトなどをインストールして準備する。
ところが、公的個人認証の期限が切れていた。
個人認証の有効期限は3年。
いつも感ずるのだが、
3年はあっという間に過ぎてしまう。
市役所で、
新たな認証手続きをしなければならない。
2)原発
福島第一原発の現状を伝えるニュースが
圧倒的に減っている印象を受ける。
汚染水が漏れても、
配管が凍結で破裂しても、
小さなニュースとしてしか伝わらない。
福島第一原発の現状は改善されてはいない。
しかし、ニュースから国民が受ける
福島第一原発の印象は薄くなっている。
あの事故は、いまだに続いている。
私たちはそれを絶対に忘れてはならないのだ。
我々の敵は、放射線と同時に、忘却だ。
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東京電力が発表する
福島第1原発の事故直後から昨年10月までの、
発表数値が過小だった可能性が出ている。
汚染水のストロンチウム90など
ベータ線を出す放射性物質の濃度を
過小評価して公表していたらしいのだ。
しかし、こうしたニュースも、
衝撃を持って伝えられることが亡くなった。
新聞活字にはなっているが、
テレビニュースでは、静かな伝え方だ。
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そして事態はさらに深刻になっている。
東電の13日の発表では、
地下水から1リットル当たり13万ベクレルの
放射性セシウムが検出されたことを明らかにしている。
これは地下水のセシウム濃度としては過去最悪だ。
地下水から検出されたのは、
セシウム134が1リットル当たり3万7千ベクレル、
セシウム137は9万3千ベクレル。
セシウ137の法定基準は、
1リットル当たり90ベクレルだが、
いずれもそれらとは比較にならないほどの高濃度汚染水だ。
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こうした福島第一原発の現状を、
どれほどの国民の皆様が重く受け止めているだろうか。
報道の責任は重い。
我々の敵は、忘却であることを、改めて痛感する。
3)ドクダミ
子どもの頃、腹の具合が悪くなると、
煎じたゲンノショウコを飲まされた。
ゲンノショウコは、家の周辺に、結構生えていた。
それを刈り取って、束ねて軒先につるして乾燥させる。
乾いたゲンノショウコを、適宜、煎じて飲む。
ドクダミも、同じようにして乾燥させて煎じる。
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食あたりなどで下痢をすると
ゲンノショウコを飲まされた。
下痢が良くなったあとも
ドクダミなどを飲まされるのだが、
いずれも苦くて、嫌で仕方がなかった。
ゲンノショウコやドクダミは、
日本薬局方にも載っている
効能の明らかなものだ。
最近、あの味が懐かしくなって、
ドクダミを手元において、
お茶代わりにしている。
あれほど嫌だったドクダミだが、
子ども頃に味わったものが、
懐かしい思い出となって甦っている。
今日も、しっかりと前進します。
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2014・2・19
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