徒然日記
12月12日 その2303『逢坂誠二の徒然日記』
なかなか抜け出せなかった風邪…、
やっと症状が和らいできた。
あと一息で、何とか完治が見えてきたが、
抵抗力、治癒力が落ちている。
1)国民主権が崩壊する
たった一年でこんなにも変化するのか。
昨年の総選挙以降、政治状況が激変している。
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特定秘密保護法
集団的自衛権
共謀罪
安保戦略と愛国心、
さらに武器輸出緩和
原発推進
教育員会への首長の関与強化
教科書検定への国の関与
TPP
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これまで語られることの少なかった政策が、
どんどんと進む気配だ。
そしてこれらの内容は、
ほとんど国民に伝わっていない。
これら個別の内容以上に国民に伝わっていないのは、
これら政策全体が目指す国の姿が、
それは全くと言って良いほど、
国民には理解されていない。
これは極めて恐ろしいことだ。
本来、政治家は国の大きなあり方を明示し、
それを実現するためには、個別政策をどうすべきか、
この両方を国民に問いかけるべきものだ。
しかし、この一年は、国家のあり方も、
個別政策も、国民に伝わっているとは言い難い。
こんな状況の中で、
国家の大きな変化が進もうとしている。
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国民主権はいったいどこに行ったのだろうか。
しかし、安倍政権が目指す国家の姿が、
国民主権よりも国家主権を貴ぶものであるとすれば、
この状況は理解できる。
国民の判断以上に、
一部の権力者による国家主義を重視する、
これが安倍総理の目指す国家の姿…。
だとすれば、
国民にものを語る必要はないし、
何も国民の判断を、意見を尊重する必要はない。
まさに特定秘密保護法も原子力推進も、
そうした状況だ。
権力者の都合の良い国家を国民に押し付ける…、
すなわち独裁的な体制が理想なのだろうか。
日本の民主主義、
国民主権がどんどんと崩壊している。
多くの皆さんが、このことに気づいていない、
そのことに言い知れぬ恐怖を感じている。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・12・12
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