徒然日記
8月23日 その2191『逢坂誠二の徒然日記』
今日は処暑。
函館の暑さもひと段落し、
今日の予想最高気温は26度だ。
1)豪雨被害
一昨日に引き続き、
昨日も道南地域の豪雨被害の状況把握に歩いている。
農地災害、畑が水に洗堀されて、
圃場に段差ができたところが多い。
さらに畑への土砂の流入も多く、
大根、ブロッコリーなどの収穫に大きな影響が出ている。
また農道も洗掘によって、通行不能となっている箇所も多い。
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落部川などでは、
大量の倒木が流れ、
それが海にまで流れ着いている。
そのため漁船の航行に支障が出ているほか、
ホタテ養殖施設への悪影響が懸念されている。
特に水流が強かったためか、
流木が沖合に分散しているほか、
河川上流には倒木が多く、
今後、多少の雨でも流木が海に流れ出すおそれがある。
河川倒木の除去が必要との指摘が多い。
またサケ定置網漁が、近日中に始まる予定だが、
それに対する影響も懸念されている。
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二日間の被害状況把握を通して、
一次産業への被害は、地元自治体とも連絡を密にして、
最大限の対応ができるよう、
力を尽くして対応することとしている。
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JR函館線の八雲町熱田川氾濫現場も調査した。
目視による感覚では、
国道横断の熱田川の流量断面が如何にも小さい。
これが障害となって、
水が溢れ、それが線路に流れ込んでいる。
国道、JRを横断する熱田川の流量断面を、
大きくしなければ抜本解決にはならないのではと思う。
この箇所のJR不通事故は、道南地域だけの問題ではない。
ここは道内の貨客輸送の大動脈であり、
これが不通になれば、
道内への生活物資と旅客の輸送に大きな影響が生ずる。
加えて本州への生鮮食品などの輸送にも多大な影響がある。
つまり八雲地域の函館線の不通は、
全北海道的、あるいは本州も含む、
極めて広範囲に影響が及ぶ問題だ。
そのため、国やJRなどの関係機関に対して、
抜本的な対策を講ずるよう要請するとともに、
抜本対策までの間の応急対策についても、
早急な対応を求めることとしている。
そうしなければ、多少の雨でも、
また次の災害が発生が予想される。
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二日間に渡って、
管内の被災箇所の現状把握に歩き、
多くの皆さんにお世話になった。
そのことの感謝申し上げると同時に、
被害状況からの一日も早い復旧に
努力をすることとしている。
イチローが、
日米通じての4千本安打を達成した。
信じられない偉業だ。
イチローのあのストイックな姿勢から
多くのことを学びたいと思う。
今日も、しっかりと前進します。
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2013・8・23 Seiji Ohsaka
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