徒然日記
7月30日 その2167『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、空全体に雲が広がっている。
最近は、ずっとスッキリしない天候が続いている。
朝の気温は21度。
終日、曇り又は雨の天候で、
最高気温は24度と予想されている。
1)忙しいから…
いつも福祉関係のNPOでお世話になっている
田中昭子さんが初個展を開催した。
昨日が最終日ということで、
個展会場にお邪魔させて頂いた。
田中さんは、
15年前に砂絵、
さらに10年前にデコパージュと
シャドーボックスを始められた。
会場には、
田中さんの師匠である松本之恵さんも来られており、
作品について、色々と説明を受けた。
通常の絵画などと違って、
私にはあまり馴染みのない分野だったが、
実に美しく仕上げられた作品を見て、
思わず唸るほどの出来栄えだった。
特に、宮島の夕暮れを描いた砂絵は、
長時間見入ってしまった。
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田中昭子さんは、今年、83歳。
「どんな歳であっても、
ヤル気があればできることを多くの方に伝えたい」、
そんな思いで今回個展を開かれたそうだ。
なるほど、私自身も、
もっと頑張らなければと元気を頂いた。
しかし、それ以上に驚いたことがある。
田中さんは、現役時代、
あまりに仕事が忙し過ぎたという。
だから気分転換をはかる意味で、
こうしたことを始めたというのだ。
忙し過ぎるなら、
通常、安もうという気持ちになるはずだが、
「時間は作るものよ」
と田中さんは、さらりと言ってのける。
そして田中さんは、
教えられることの大切さを説く。
日常の仕事は自分が主体的に進めているが、
趣味の世界に没頭し、先生に師事することは、
それとは全く逆で、自分を委ねることになるのだという。
それが日常とは全く別の心地よさをもたらすと言うのだ。
この感覚は、私には無かったものだ。
常に自分が主体的能動的に動くことが私の中心だった。
しかし昨日、田中さんの話を聞いて、全く別の視点を頂いた。
本当に貴重な感覚を得ることができた、個展訪問だった。
田中昭子さん、松本之恵先生に心から感謝したい。
2)幸せの経済学
ドキュメンタリー映画『幸せの経済学』が、
函館で上映される。
この映画、
経済学者の神野直彦先生(東大名誉教授)から、
観るようにすすめられていたが、
なかなか上映会にめぐり合うチャンスがなく、
結局、観ないままに時間が過ぎてしまった。
ところが来月、函館で上映されることが決まった。
何とも嬉しいことだ。
映画『幸せの経済学』公式HP
http://www.shiawaseno.net/
== 以下、公式HPから引用 ==
今まで世界では国の豊かさを測る指標として「GNP(国民総生産)」や
「GDP(国内総生産)」などが使用され、どれだけ経済成長したかということ
が「豊かな国」と定義だと信じられてきました。この考え方はグローバリゼー
ションの波に乗って世界中に広がり、世界の様々な地域に「開発」という名の
「消費社会」が流れ込みました。結果、便利で快適に生活できるなどの正の側面
がある反面、負の側面ではコミュニティの伝統的な暮らしが崩壊し、かつてはそ
こにはなかったはずの「新たな貧困」が生まれるようになったことも事実です。
本当の豊かさとはなにか?それを、今こそ考える時ではないでしょうか。
== 引用終了 ==
上映日程等は以下。(昼・夜の2回上映。)
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8月23日(金)
・10:00〜12:00
・18:30〜20:30
場所:函館市地域交流まちづくりセンター
(函館市末広町4−19)
資料代:500円 (当日受付で)
主催:はばたきの会 〜道南 女性の自己実現を支援する会〜
問合せ:荒木(akemi.araki@donanwoman.com)
後援:函館市、函館市教育委員会
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この映画を、多くの皆さんに、
是非、ご覧頂きたい。
3)役員会
昨夜、私の連合後援会の役員会が開催された。
今後の行事のこと等について、話し合いが行われ、
夏のビール会、ボーリング大会、
さらに政経セミナー等について内容が議論された。
役員会の終了後は、ビールを酌み交わし、
懇親を深めさせて頂いた。
後援会の皆さんには、何から何までお世話になり、
感謝の言葉もない。
本当に有り難く思う。
今朝の街宣は次の3ヶ所で実施の予定だ。
7時55分:函館駅前
8時20分:五稜郭駅前
8時45分:本町交差点
今日は下弦の月だ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・7・30 Seiji Ohsaka
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