徒然日記
7月2日 その2139『逢坂誠二の徒然日記』
一昨日と昨日、
都内で用務があり、東京滞在だった。
朝の東京は雲が少なく青空が広がっている。
今日は、
朝のうちに函館に向かって移動を開始し、
昼には本町で街宣の予定だ。
街宣を行う正午頃の函館は晴れ、
気温は24度と予想されている。
1)テレビ
この2日間、外回りなどが多かったこともあり、
テレビニュースをほとんど見なかった。
特にキャスターや識者のコメント付きの番組は、
別に意識をしたわけではないが、
結果的に、一切、目にしなかった。
そのため、気のせいかもしれないが、
自分生活から慌ただしさが、
随分と減ったような感じがする。
時代に取り残されたような印象ももちろん受けるが、
何か時間の流れが穏やかになったような印象だ。
たった二日間だが、
テレビという受け身のメディアの影響力の強さを
再認識している。
2)上映延期?
独自の手法でドキュメンタリー映画を撮っている
想田和弘監督の映画『選挙』に関し、
おかしなことが起きている。
そのイベントの開催告知は以下。
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7月2日(火) 東京・日比谷図書館にて
『選挙』上映&
想田和弘監督×山内和彦さんのトークを開催いたします。
映画『選挙』を観て、
ニッポンの選挙のこと、政治のこと、皆さんで考えてみませんか?
会場からの声も交えながら、
映画『選挙』そして『選挙2』の話を皮切りに、
ざっくばらんにお二人にお話いただきます。
開催日時:2013年7月2日(火)
18:00 受付開始
18:15 『選挙』上映 (120分)
20:15~21:15 想田和弘監督×山内和彦さん対談、質疑応答
会場:千代田区立日比谷図書館 日比谷コンベンションホール
会場住所:千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
料金:一般800円、障がい者(付添人1名まで)500円
お申込方法:当日先着順200名(予約不要)
主催・問合わせ先:合同会社 東風(とうふう)
Tel. 03-5919-1542 Fax. 03-5919-1543
Mail. info(a)tongpoo-films.jp
参議院選挙公示前の一夜、
皆さんとともに、選挙、政治、
そして民主主義について考える場としたいと思います。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
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こんな告知による映画とトークの
ありふれたイベントだ。
だが、このイベントについて、
突如、関係者から延期、
もしく中止のような要請があったらしい。
ドキュメンタリー映画『選挙』は、
実際にあったある選挙の風景を、
音楽もナレーションも入れずに撮影した作品だ。
すなわち事実しか記録していない。
このような作品に対して、
なぜ中止若しくは延期的な要請が行われるのか
理解に苦しむ。
私たちの社会は、無意識のうちに、
お互いが生き難い変なことになっているのだろう。
想田監督の思いなどは、以下。
http://documentary-campaign.blogspot.jp/
私もタイミングが合えば、
このイベントにお邪魔したかったが、
それは叶わない。
実りの多い上映会、
そしてトークになることを願っている。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・7・2 Seiji Ohsaka
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「このような作品に対して、なぜ中止若しくは延期的な要請が行われるのか理解に苦しむ。
私たちの社会は、無意識のうちに、お互いが生き難い変なことになっているのだろう。」
御意。
現場レベルでの自己の保身に走る人が多い。また、そうしなければ生活ができなくなると、
思わせる社会的圧迫感が漂ている。特に自民党的事大主義、権威主義が蔓延ると一層
その傾向が強くなる。
民主党はそうではなかったと思う。しかし、半世紀以上に及ぶ自民党的体質に慣れた社会の
リーダたちは、それを異質なものとみなして非難した。しかしまた、その非難を恐れた民主党
も途中からパンドラの箱を閉めようとしてしまった。
つまり、2009年に民主党に投票した人の多くが完全に箱が空くことを期待し、また既得権益者
の多くはその結果が自己に及ぶをことを恐れた。だが、結局民主党の中に潜在していた「保身
勢力」のために元の木阿弥に戻ってしまった。
最悪の事態が起きている。広く視野を広げて見渡すこと(期待すること)に「失敗」し、それに
懲りて目の前の利害のみに囚われ始めた結果、つまらぬ人物、くだらぬ事態がきっかけで、
全体が一層窮屈な方向へなだれ込見始めたように見える。