徒然日記
2月9日 その1297『逢坂誠二の徒然日記』
昨朝は、国会対応のためバタバタと家を出て、日記を書く時
間がありませんでした。今日も似たような一日になるのかもしれません。
都内は昨夜、弱い雨が降っていました。まだ暗くて良く見えませんが、今朝も雲
が多めのようです。
1)デジタル政治は民主主義の危機
マニフェストについて、色々と議論になっていますが、マニフェスト通り実現す
るのかしないのか、マニフェストを止めるのか止めないのかなど、議論が短絡
的、一元的で、どうも馴染めません。政策実現の過程は、色々な要素が絡み合っ
て、未成熟な段階から、連続的に熟度が上がる方向へと変化していくものです。
つまりアナログ的なイメージを持つべきなのだと、私は感じています。
それに対しデジタル的なイメージとは、状態を表すことを数値化し、多様な要素
を切り捨てることです。
デジタルの定義は、色々とあるようですが、データの数値化時の考え方が極めて
大事です。
私は、現在、秒単位が表示されるデジタル時計を使っています。大変便利です。
これに対して、最小単位が、一時間の時計だったら、今の私の生活では、時計と
しての機能はゼロになります。最小単位が一日の時計だとすれば、それはもは
や、私にとっては時計ではなく、日めくり暦となってしまいます。
つまりデジタル化とは、その最小単位以下の価値を切り捨てる、あるいはそこに
は誤差が生まれることを知るべきなのです。
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私は、マニフェストに掲げた政策について、単に棄却する、継続するなどの議論
をしていることに、デジタル的な危うさを感じています。
大事なのは、マニフェストに掲げた項目を実現に向けて議論をすることです。そ
の政府与党野党や国民的議論過程の中で、その項目が変化することを恐れる必要
はありません。これが民主主義なのです。
この過程を、デジタル的に切り捨てるような議論は極めて危ういと感じす。
やはり今日も、朝早くからの活動です。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2011・2・9 Seiji
Ohsaka
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