徒然日記
3月11日 その2028『逢坂誠二の徒然日記』
3.11東日本大震災からまる2年目の朝を迎えた。
死者1万5881人。
行方不明者は、今も2668人に上る。
仮設住宅などで約31万人が避難生活を続けている。
原発事故の影響で非難を続けている方々の中には、
今後まだ4年以上も元の自治体に帰還できない、
そんな状況にも追い込まれている方々もいる。
原発事故は、収束という状態には程遠く、
今後、どれほどの対応が必要になるのか、
気の遠くなるほどの命の危機と莫大な費用を要する。
いやそれらの対策を講じても、
使用済み核燃料の処理を含め、
原発事故の恐怖から脱却できるかどうか、
真の見通しは立っていない。
あれから2年が経過し、
未だに科学技術だけに頼ろうとする場面が多い現状を見ていると、
日本の社会の思慮分別の足りなさを感じている。
科学技術を否定するつもりは毛頭ない。
だが科学技術だけでは乗り越えられない、
もっと深遠な現実が目の前に広がっている。
====
今日も那覇滞在中だ。
自治セミナーで来沖した機会を利用し、
もう少し沖縄に滞在しながら
辺野古などを見たいと思っている。
昨日の最高気温は26度だった。
今日は少し低めだがそれでも23度だ。
北海道の暴風雪が信じられない状況だが、
常に想像力を研ぎ澄ませておかねばならない。
さあ今日も、しっかりと前進します。
=============
2013・3・11 Seiji Ohsaka
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/