徒然日記
1月9日 その1967『逢坂誠二の徒然日記』
お世話になった団体などへの挨拶や、
今後の仕事のことを知り合いと相談するため、
都内入りしている。
そのため今日は東京からの発信だ。
空には雲が多いが、最低気温は4度程度。
日中は7度くらいまでになるようだ。
1)公共事業
新政権になって、公共事業が増えるようだが、
それを望む声が圧倒的なのは事実だ。
しかし単に予算を増額しさえすれば、
何とかなるというものではない。
どんなに予算が潤沢な状況であっても
事業の優先順位を厳しく考える必要があるし、
将来の維持管理、更新も念頭に、
社会資本整備をしなければならない。
そのため、
市町村、都道府県、国の
それぞれのレベルで、
自分の地域内の公共事業の優先順位を
キチンと整理しておく必要がある。
その上で、この三者の考えを突き合わせて、
それぞれが担当すべき仕事の
優先順位を最終決定すべきだろう。
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公共事業は、予算付けと
優先順位が一致しないことが多い。
設計、用地処理などが、終わっていなければ、
どんなに優先順位が高くても
本工事には着手できない。
優先順位が低くても、
設計や用地処理が容易なものは、
即、事業に着手できる。
過去もそうであったが、
補正予算は、慌てて対象事業を決めるため、
とにかくやっつけで、できるのもから手当たり次第、
手をつけることが多い。
事業の必要性、後年度負担や更新のことなどは、
度外視されるわけだ。
小渕内閣、
あるいはガットウルグアイラウンドの
農業対策事業などの際には、
こうした傾向が顕著に表れた。
今回の補正は、
経済浮揚を目指したロケットスタートだと威勢が良い。
自治体の負担も少ないようなので魅力的だ。
こんな大盤振る舞いは、なかなか無いことだろうが、
将来を考えると、粗製乱造にならぬよう、
特に自治体の現場では目を光らせる必要がある。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・1・9 Seiji Ohsaka
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逢坂さん。
北海道知事になって欲しいです。
そして、
泊原発を廃炉にしてください。
函館市とタッグを組んで
大間原発建設凍結を実現してください。
東北・北海道を核の最終処分場にしようとする政府(自公)から
東北・北海道を守る先頭に立ってください。
あの選挙の後、私の友人が言っていました。
「原発を受け入れている町の人たちは原発の危険性をすべて知っていた上で、覚悟を決めて原発の建設を受け入れているのであれば、
まわりが何を言ってもその覚悟を変えられないのでは?」・・・と。
私は「違う!すべての情報を得られた状況での覚悟ではない!危険性は極力覆い隠されて、経済的な理由で根拠のない安心(国や政府や大きい企業が安心だ、大丈夫だといっているから)にすがっているだけ。あるかどうかわからない災害や事故よりも目の前の「お金」を選ばざるを得ない苦しい地域の人たちが本当にすべての情報を得て、理解し、それでも自分とその家族と今後その地域に住み続ける子や孫たちの将来の健康・生命の安全までも含めて「覚悟」しているとは思えない。」と話しました。
でもその友人は「それでも福島の事故のあとでも大間の地元の人たちは早く原発を建てて欲しいって言っている聞いている。福島みたいになっても仕方がないと覚悟しているとしか思えない。函館がいくら裁判をして止めようとしたって無駄なんじゃない?」・・・と。
また、その友人は言いました。「逢坂さんが落ちるとは思わなかった。これでもう大間は原発ができるのでしょ?泊も再稼働するでしょ?」
とても悔しいと思いました。