徒然日記
2月3日 その1106『逢坂誠二の徒然日記』
夜明け前の東京、今の気温は3度程度でしょうか。
日中の予想最高気温は8度程度の見込みです。
晴れのち曇りの予報が出ています。
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そして函館の予想最低気温は、マイナス10度。
日中の予想最高気温もマイナス8度と完全な真冬日。
激しい冬型の天気図となっています。
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昨夜は、今日の仕事に向けて、
PCに向かっていましたが、
途中で集中力が切れてしまいました。
そんなときは、休むに限ると決断して、
布団に入りましたが、完全燃焼しないと、
睡眠も何となく浅い感じがします。
1)節分
今日は節分です。
この時分の北海道は、
寒さが最も厳しくなります。
現実に今日も、相当な寒さです。
子どもの頃、節分時期の配達、
特に夕方の配達は骨にしみ込むような寒さになり、
ちょっと辛い思い出があります。
でもここを過ぎると、
徐々に春にむかう雰囲気を感ずる場面が多くなります。
(もちろん寒さは厳しいのですが。)
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節分と言えば、鬼のお面ですね。
色々な豆とお面がセットになった、
そんな商品も扱ったことがあります。
子どもの頃は、
豆よりもお面が欲しかったものです。
もちろん、恵方巻なんてありませんでした。
過日、女性の恵方巻早食い競争が
テレビ放映されていました。
優勝した女性が、
「(食べるのではなく)流し込むのがコツ。」
等とコメントしていましたが、
凄い時代になったものです。
2)シンポジウム
もう10年ほど前になろうかと思いますが、
ユニークなシンポジウムに参加したことがあります。
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壇上では、普通のパネルディスカッションが行われています。
会場の聴衆の幾人かがPCを持ってチャットに参加しています。
チャット参加者は、リアルタイムで、
パネルディスカッションの内容について書きこみます。
== たとえばこんな風です ==
Aさん:今の佐藤さんの「制度が悪い」との発言、的を射てる
Bさん:いや悪いのは、制度ではなく、運用する人だ
Aさん:しかし、高橋さんも制度が悪いと指摘している
Cさん:山田さんの発言を聞くと、この分野への予算配分が少ない感じがする
Aさん:Cさんの予算に関する指摘に同感
Cさん:しかし、山田さんの発言は長すぎる
Bさん:予算と言うことは、もっと政府に働きかけるべきか?
Cさん:制度が悪いという佐藤さんに、もっと詳しく説明してもらいたい
== 以上、想定チャット終了 ==
こんな塩梅に、
PC持参者が、壇上の議論を見ながら、
チャットをします。
当然、この発言は、PC持参者同士では共有されています。
このシンポジウムの凄さは、
壇上横にスクリーンを設置し、
このチャットの様子を会場にリアルタイムで、
流したことなのです。
さらにそのチャットは、
コーディネータの手元のPCでも見られます。
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コーディネーターは、
このチャットを見ながら進行していますので、
途中で、パネリストに会場からの質問をリアルタイムで行うことができます。
「ところで佐藤さん、
「制度が悪い」との指摘、もっと詳しく説明できますか?
これは会場からの声です。」
等という感じで利用できるのです。
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つまりリアルタイム・チャットに参加し、
その情報を会場全体で共有することで、
次のような効果を得ることができます。
実際に、議論しているのは壇上の皆さんだけですが、
不特定多数の方々が、議論に疑似参加できる
聴衆も、パネリストの意見だけではなく、
多様な意見を多数知ることができると同時に、
内容の解説的なことも知ることができる
壇上の演者やコーディネーターも、
リアルタイムで会場の反応を知ることができる
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このシンポは、
主催者に私もアィデアを出して
こんな仕組みにしてもらったのですが、
この方式を採用することで、
聴衆の皆さんから、議論内容理解の促進につながったなど、
多くの評価を頂きました。
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このチャット&シンポジウムを、
国会審議でも活用できないかと思うのです。
過日、説明したとおり、
日本の国会は、質問者と答弁者、あるいは討論者だけが、
直接の発言者です。
その他の議員はその場では、
その内容を聴き入っているだけです。
その聴き入っている議員の何人かが、
発言内容について、
Twitter上で、リアルタイムで感想や意見など呟くのです。
こうすることで、
直接の発言者以外も議論に疑似参加でき、
さらにそれが広く公開されることで、
多くの方々にとって、
国会審議内容理解の一助になるのではと感じます。
もちろんこれは何も、
審議の場にいる国会議員だけが行なう必要はありません。
評論家や研究者はもちろんのこと、
広く多数の国民の皆さんも呟くことで、
議論の広がりが得られるものと思います。
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これを実現するためには、
議場、委員会室へのPCの持ち込みを可能にすること、
審議中にネット上で発言することへの理解を得ることなど、
いくつかの課題を乗り越えねばなりません。
衆院では、本会場へのPC持ち込みは例がないようですが、
委員会室では、皆さんが当たり前のように使っています。
しかし、その委員会室から、ネット上への発信は、
否定的に捉えられているようです。
これは国会側に、
審議中のネット書き込みに慎重な姿勢があると同時に、
国民の皆さんにも、
議論に集中しない不謹慎な態度との受け止めがあるようです。
特にTwitterに関しては、「遊んでいる」との指摘も少なくありません。
しかし、Twitter上で、審議内容に関して呟くことは、
審議に集中しなければできるものではありません。
つまり審議とは別の、いわゆる内職をしている時よりは、
呟いているほうが、
ずっと審議に集中しているものと思われます。
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とにかく多くの皆さんが、
今以上に国会審議への理解を深めるために、
Twitterの活用は有効ではないかと思っています。
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もちろん委員会室では、色々な役割がありますので、
全ての議員が呟く必要はありません。
また委員会室外で、
モニターを見ている議員も積極的に呟けば、
委員会関係者以外も議論に疑似参加できます。
こんなことを何とか、
当たり前のように実現させたいのですが、
多少のハードルを越えねばなりません。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・2・3 Seiji
Ohsaka
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自分がプロデュースするシンポジウムやフォーラムで、ぜひトライしてみようと思います。でも、インタラクティブ手法ではつねにどんどん増える高齢者への対応が一方で必要になりますよね。自分も完全に「中年」になり、2.0以上を誇っていた視力もメチャクチャになると、、、前職がmobile屋とは思えないほど、小さい画面やフォントがツライわけですから。