徒然日記
『逢坂誠二の徒然日記』 その1076
昨夜、月齢6日過ぎの月が、
波間に漂う小舟のように、
ビルの間に浮かんでいました。
普通半月は、縦半分に割れていますが、
昨日の月は、横半分に割れ、
まるで船のようだったのです。
凛とした夜空に、
小舟が一艘、
思わず見とれてしまいました。
1)交付税など
昨日は、本来なら帰函予定でしたが、
予算編成も大詰めとなり、
霞ヶ関で仕事をしています。
朝から打合せや、
各方面との調整などに追われました。
その結果、地方交付税など、
我々のお願い通りの額を確保することができました。
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来年度の地方交付税は、
出口ベースで約16.9兆円。
(対前年比1.1兆円の増加)
交付税と臨時財政特例債の合算した
実質的な交付税は24.6兆円で過去最高。
(昨年は21兆円)
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ここ数日色々なことがありましたが、
とにかく交付税総額を確保できたことに
ホッとしています。
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維持管理にかかる
国直轄事業負担金は23年度に全廃。
来年度は過渡的に児童手当制度を存続させながら、
子ども手当13,000円を実施。
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児童手当を存続させながら、
子ども手当を支給することに
批判もありますが、
私が首長だったら交付税も含め、
悪くない予算と評価できます。
しかし、子ども手当を含め、
自治体の皆さんに事前に説明する間もなく、
ものごとが決まることについては、
悩ましい部分も多々あります。
その一方で、こうした政策が、
もの凄いスピードで決まるため、
相談のいとまがないのも事実であり、
相談したい気持ちと
時間の無さのジレンマをどうすべきか、
今後の大きな課題です。
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とにかく予算が決まり、
一区切りがつきました。
とは言いつつも、予算以外に
年内にやるべきことが山積しています。
気がつけば今日はクリスマス・イブですね。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2009・12・24 Seiji Ohsaka
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逢坂さん
予算案。
不安感が年越えないように、急いでいるんだなあと思っています。
昨年より不況なのに社会不安が増してないのは、慣れもあるでしょうが、政権への期待もまだまだ捨ててないからだと思います。
頑張ってください。
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子供手当は、「来年度は過渡期なので暫定である」という部分が、報道ではあっさり流されたり、自治体側の不満の方が大きく出てたりですね。
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昨日、生放送の報道番組見てうたんですが、説明がいまいちだなあと思いました。
回答を聞いてるときは思わず「うん、うん。」頷いてしまいますが、
暫くして、ハテ、結局どうするって具体的には何も言ってないよなあ。
てとこも。
大臣が言う前には言えないとか、担当が違うからとかいろいろあるんでしょうね。
チャンスなのに、勿体ないなあと。
それでも、昔とは大きく違いますね。
良い感じです。
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地方交付税。
結局、公務員の人件費や箱モノ建設で食いつぶさないようにならないかな?
不安です。地方行政は改革されてないと思うし。
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緊急雇用ですが、別途交付金っておかしい。
元々の自治体公務員の人件費総額から分けて行い、正職員数削減や休日増加による調整とか残業削減で手当するとか、人件費総額を増やさない案が出てきても。
緊急雇用だったけど、有能な人だったら常用職員や関係団体への道を開くなどがあっても良いと思うし。
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とにかく、応援してますよ。