徒然日記

金利上昇と責任ある財政運営 【26年8月24日 『逢坂誠二の徒然日記』8634回】

新しい週のスタートです。今日も早朝から日記を書き、その後、街頭に立ちます。夜は、八雲町でのおしゃべり会です。

1)金利上昇と責任ある財政運営
政府の来年度予算の概算要求で、国債費が36.6兆円程度と過去最大になる見通しです。
国債費とは、国の借金に相当する国債の元本の償還と利払いに充てる経費です。

18日の東京債券市場では、新しく発行する10年物国債の利回りが一時2.945%まで上昇しました。約30年ぶりの高水準です。
物価や日銀の金融政策に加え、高市政権の積極財政に対する市場の警戒も背景にあるとみられます。
こうした金利上昇を受け、財務省は来年度予算の概算要求で、国債の利払い費を算出する想定金利を今年度の3.0%から3.8%程度へ引き上げる方向です。
そうなれば、利払い費が増えるのは当然です。

財源の裏付けに乏しい積極財政

国債発行増加・インフレ・財政悪化への懸念

国債価格の下落

長期金利の上昇

国債の利払い費増加

政策予算を圧迫

国債への依存拡大

さらなる財政への懸念、金利上昇

こうした悪循環に陥れば、教育、医療・介護、一次産業、地方、未来への投資など、本当に必要な政策に使える財源が狭められてしまいます。
来年度予算は、金利上昇と政策予算の確保難が連鎖する、この悪循環の入り口になるかもしれません。

しかし、だからといって予算を単純に削減すれば良いというものではありません。

必要な政策には大胆に予算を配分しなければ、国民生活を守ることも、将来の日本経済を発展させることもできません。
予算をしっかり確保すべきなのは、教育、医療・介護、子育て、一次産業、地方、防災、科学技術・研究開発など、国民生活を守り、将来の日本の力をつくる政策です。

一方で、政策効果の乏しい補助金や基金、重複する事業、費用対効果の低い事業などは不断に見直し、限られた財源を必要性の高い政策へ振り向けなければなりません。

そして、こうしたメリハリのある予算編成を行うためにも、予算の中身と執行状況を国民に分かる形で徹底して公開しなければなりません。
何に、いくら使い、その結果どうなったのか。
これが見えなければ、何を増やし、何を減らすべきかという議論すらできません。

積極財政を進める場合であっても、支出を厳正に選択し、その財源を確保するとともに、将来負担にも十分に目を配る必要があります。
必要なところにはしっかり予算を使う。
効果の乏しい支出は見直す。
そして、予算の中身とその効果を国民の目に見えるものにする。
財源と将来負担にも責任を持つ。
これらを徹底することこそ、責任ある財政運営だと考えます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年8月24日 その6937『逢坂誠二の徒然日記』8634回】

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#函館

  
  

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