徒然日記

食品の消費税をゼロに(逢坂誠二の徒然日記)

【24年12月20日 『逢坂誠二の徒然日記』8024回】
今日朝、函館市内で用務のため、昨夜最終の新幹線で帰函しました。最終列車だと自宅への到着は深夜零時を回ります。帰宅してすぐ寝つけないのですが、即、着替えて布団に入りました。でもやっぱり睡眠不足です。

午前5時の函館、雲が広がっていますが、雪は降っていません。朝は氷点下零度程度。日中も曇り、1度までしか上がりません。今日は昼前には上京し、本会議に備えます。

1)食品の消費税をゼロに
昨日、立憲民主党内に、食料品にかかる消費税率の当面ゼロ実現を目指す、議連の設立総会が行われ、私も副会長として参画することになりました。

物価高で暮らせないと訴える方が多くおられます。消費税の引き下げには、色々と課題もありますが、現状を見ると給付だけでは国民生活の窮乏状態に対応できないと、私も判断しました。

消費支出に占める食費の割合であるエンゲル係数が上がっています。2024年1〜8月のエンゲル係数(2人以上世帯)は28.0%と、年平均と比較すると1982年以来、42年ぶりの高い水準です。食料物価の上昇が家計を圧迫し、消費下押しの一因になっています。来春までに約4千品目の食料品が値上げされるとの情報もあり、国民生活に対し、さらなる影響が懸念されます。

食品の消費税率ゼロによって4兆円の減収となりますが、この議連では財源のことについても、当然議論することになります。

ちなみに4兆円は、岸田前総理が実施した減税と同程度の額になります。岸田減税で恩恵を受けたとの声はあまり聞きません。食品の税率をゼロにすれば、有り難いと感ずる人は多いものと思います。

こうした政策を検討しなければならないほど国民生活は深刻な状況に直面しています。

【24年12月20日 その6327『逢坂誠二の徒然日記』8024回】
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