徒然日記

数億円の還流/逢坂誠二 #7640

【23年12月2日 その5943『逢坂誠二の徒然日記』 #7640】 夜明け前の都内、雲が少なく金星、月が見えます。気温は2度。日中も晴れ、気温13度の見込みです。ぬくぬくとした布団から抜け出すのが辛い季節になりましたが、今日は朝の便で帰函します。
1)数億円の還流 自民党派閥の政治資金パーティーで、政治資金収支報告書に記載がなかった件が問題になっています。これに関しては、単なるうっかりミスであるかのような答弁が続いていましたが、その質疑の際に裏金作りではとの懸念がありました。この懸念が現実のものとなる気配です。
安倍派は販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側に還流する運用を組織的に続けてきたらしいと言うのです。もちろん裏金ですから政治資金収支報告書には収入・支出のいずれも記載しておりません。その総額は直近5年間で数億円を超えるようです。
東京地検特捜部に対し、関係者がこうした運用について話していると言います。
これは政治資金規正法の不記載・虚偽記載容疑に当たります。
安倍派の塩谷立座長が、一昨日、ノルマを超えて還流することに関し、「そういう話はあったと思う」と一旦、認めたのですが、一昨日のうちにこの発言を取り消しました。この塩谷さんの発言は、本当だった可能性があります。
岸田総理は、今回のパーティー収入の件は、派閥の問題として、総理や総裁としての説明を避けて来ました。しかし組織的な取り組みで、法律違反となりますと、総理として、総裁として明確な答弁が求められます。(しかしこんな問題で、委員会の質疑時間を取られるのは何とも理不尽なことです。)
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2023.12.2===
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