徒然日記
23年7月18日 その5806『逢坂誠二の徒然日記』(7503)
1)食料自給率を考える
以下は農水省資料からの、カロリーベースと生産額ベースの諸外国の食糧自給率です。
(日本は2021年、その他は2019年)
カロリーベース
1位 カナダ(233%)
2位 オーストラリア(169%)
3位 フランス(131%)
4位 アメリカ(121%)
5位 ドイツ( 84%)
6位 イギリス(70%)
7位 イタリア(58%)
8位 スイス(50%)
9位 日本(38%)
生産額ベース
1位 オーストラリア(126%)
2位 カナダ( 118%)
3位 アメリカ(90%)
4位 イタリア( 84%)
5位 フランス(82%)
6位 ドイツ( 64%)
7位 日本(63%)
8位 イギリス(61%)
9位 スイス(50%)
日本の場合、輸入食料の方が総じて国産食料よりも安いため、生産額ベースの自給率が高くなります。生産額ベースの日本の自給率を見ると、それほど低くはないように見えますが、食料に使われるお金の 63%は国産に使われているのに、カロリーは38%しかまかなえていません。つまり日本人の食生活は、安くてカロリーの高い輸入食品に支えられている事実が明らかです。
自給率算出は、カロリーベースか、生産額ベースかかの議論があるようですが、多くの輸入食料に支えられているのが現実です。
今は、戦争・異常気象・災害などによって、これまで以上に食料輸入を取り巻く不安定要素が高まっています。そのためには、できる限り国内での生産を伸ばし、万が一の備えをする必要があります。
このため農水省では、食料自給率向上のため、以下の 5つのアクションを提言しています。
1、今が旬の食べ物を選びましょう 2、地元でとれる食材を日々の食事にいかしましょう 3 、ごはんを中心に、野菜をたっぷり使ったバランスのよい食事を心がけ、しっかり朝ごはんを食べましょう 4、食べ残しを減らしましょう 5、自給率向上を図るさまざまな取り組みを知り、試し、応援しましょう
日本では、廃棄食料が、年間500万トン以上に達するといいます。この食品ロスを少しでも防ぐ取り組みも重要です。
有機農業の推進をはじめ国内資源の活用で食料を確保することをさらに推進しなければなりません。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.7.18===
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