徒然日記
23年4月17日 その5714『逢坂誠二の徒然日記』(7411)
昨日から統一自治体選挙の後半戦が始まりました。函館では市長選挙と市議会議員選挙がスタートしました。昨日は、私も市議候補の選挙カーに乗ったり、個人演説会で応援をしたりしました。函館市議選挙は定数 27に対し、32人が立候補する激戦となります。
昨日は、時折止むものの冷たい雨が降り、風が強めの1日となりました。あまりにも寒いため、午後には春用の上着から冬のダウンに取り替えました。夜は雨が上がったものの、車のドアが開けられないほど風が強い状態となりました。
1)ドイツで原発ゼロ
原発を全廃する取り組みを進めていたドイツで、15日、全ての原発が止まりました。2011年の福島第一原発の事故を受け、当時のメルケル政権が「脱原発」の方針を打ち出し、17 基の原発を段階的に停止し、今回、原発ゼロを迎えることになりました。
ドイツの原発ゼロを巡っては、ドイツ国内でこの判断に揺らぎが出ているかのような雰囲気の報道が日本では多いように感じます。何となく、日本では原発ゼロは難しいと思わせるような報道です。しかしドイツの事情に詳しい方に聞きますと、日本では報道されていない多くのことがあるようです。このあたりのことについては、もう少し私なりに精査整理をしたいと思います。
2011年以降、2度ドイツを訪問しました。実際に目で見て直接話を聞くと、日本で報道され、巷間、多くの方が口にすることと、ドイツの実態が随分と違っていることが分かります。その代表例が、ドイツは電力の輸入国だという日本国内の指摘でしたが、実際に訪問して話を聞くと逆でした。ドイツは電力の輸出国だったのです。(今の状況は今後、精査します。)
今後のドイツの課題として NHKの報道では、次の二つが挙げられています。
*今後増える再生可能エネルギーで電力の安定供給を続けられるか
*高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の処分
実は、 2点ともドイツだけの課題ではありません。
原発を使っている国も電力の安定供給をどう確保するかは課題になります。
例えば出力100万kWの原発を使っている場合は、定期点検などで必ず原発が停止しますので、100万kWと同程度の他のバックアップ電源が必要になります。
高レベル放射性廃棄物問題は、原発を使っている国に共通の課題です。
NHKの報道が指摘した課題は、ドイツだけの問題ではないのですが、なぜドイツ独自の課題のように締め括るのか、私には理解できません。
今日も朝から、市議選候補の応援で選挙カーに乗ります。
さあ今日も ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.4.17===
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