徒然日記

23年1月1日 その5608『逢坂誠二の徒然日記』(7305)

元日の午前5時、函館の気温は1度、雲が多めで極弱い雨が降っています。日中の気温3度程度です。冬の函館としては、しばれが弱く拍子抜けするような天候です。

1)新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
昨年2 月のウクライナ戦争の勃発で大国同士の対立が鮮明となり、世界の政治も経済も、そのあり方が一変しました。国内に目を転じますと、円安、さらに物価高、またコロナ禍も4年目となり、日本経済にも、地域経済にも大きな変化が生じています。政府は昨年末に、これまでの安全保障政策の大転換となる敵基地攻撃能力の保有や原発の最大限の利用を決めました。一方、日本の科学技術水準の低下、食料確保の困難さなど、日本の弱さがより顕著になっています。人口減少にも歯止めがかかりません。
こうした中ですが、昨年も地元の皆さんの大きな支えのもとで、地域のために仕事をさせて頂くことができました。
政府の水田政策の転換によって、農家収益の大幅減少が懸念されていましたが、昨年の補正予算で一定程度の対策を講ずることができました。コロナ禍で厳しい状況にある個人や事業者への支援も、必ずしも十分ではありませんが、実施することができました。自治体の重要な収入である地方交付税額も何とか確保でき、安堵しています。昨年3 月には、茂辺地・木古内間の高速道路も開通しました。しかし、畜産業や漁業、林業への政府の支援は十分とは言えません。乙部町の岩盤崩落にともなう新トンネルの早期開通、松前町白神の危険箇所の解消など災害に強く利便性のある社会基盤も強化する必要があります。政府の取り組みが不十分な教育予算のさらなる拡充や人口減少対策も積極的に進めなければなりません。政府は、大間原発推進の根拠となる核燃料サイクルの継続を明言していますが、大間原発の建設凍結に向け、今年もさらに力を注いで参ります。
冒頭に述べたとおり国内外の情勢は、私の人生の中でも経験したことのない激動の中にあります。1月後半からは通常国会が始まります。史上最大となる114兆円規模の新年度予算、安保3 文書の件、原発利用期間上限の変更などをはじめ議論すべき案件は山積しています。私の政治信条は「地域があって、国がある」です。地域を大切にして地域を元気にすることなしに、日本全体の活力は生まれません。私は、この考えのもと地域を大切にしながら、国民の命と暮らしを守るため、「道南」、「日本」、「世界」を見据え、今年の通常国会でもしっかりと考え行動、議論して参ります。
一方、社会は単に強いだけでは十分ではありません。人に優しい社会であらねばなりません。強さと優しさをあわせ持つ「しなやかさ」が必要です。「しなやかな地域と日本」を創造するため、2023年も地元道南のため、国民のために、私は全力を傾注します。また今年は、統一自治体選挙が行われます。私たちの仲間が一人でも多く、当選できるよう取り組んで参ります。
結びに、皆さまの、この一年のご多幸、ご健勝を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶と致します。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.1.1===
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