徒然日記
22年10月16日 その5531『逢坂誠二の徒然日記』(7228)
気温18度程度、日中は24度との予報です。
東京とあまり変わらない雰囲気です。
1)寺田総務大臣の家賃、人件費
寺田大臣は、大蔵省出身、長浜税務署長も歴任され、
現在、政治資金と地方税を所管する総務大臣、
まさに国税地方税と政治資金のエキスパートです。
税や政治資金について、世間の模範となるべき対応をしなければならない方です。
迫田誠さんと言う方が、寺田大臣の政務の秘書を務めています。
この迫田秘書が、寺田大臣が脱税紛いのことをしているなどと
週刊誌の記者に語ったことがニュースになっています。
それを受けて私も寺田大臣関連の収支報告を見てみました。
寺田大臣の地元は広島ですが、議員会館以外にも都内に事務所を設けています。
2013年夏までは千代田区2番町、それ以降2015年春までは杉並区高円寺南です。
2017年5月以降は、また千代田区2番町に事務所が移っているようです。
千代田区の事務所は寺田大臣のご自宅ですが、
杉並区は一般のマンションのようです。
東京以外を選挙区とする議員であっても
都内に別途事務所を構えることはしばしばありますので、
議員会館以外の事務所が都内にあってもおかしくはありません。
しかし寺田大臣の場合、
事務所の実態があるのかどうかあまり明らかではありません。
寺田大臣の奥さん所有の物件にも、
2009年から2020年までに3千万円程度を支払っています。
この不動産収入に対する奥さんの確定申告書などの写しを求めていますが、
寺田大臣からは、個人情報だとして、公開できないと言われています。
確かに個人情報ですが、大臣規範によって大臣の場合、
奥さんの資産なども公開する決まりです。
当該不動産収入部分以外は黒塗りで構わないので、
キチンと証拠となる書類を提出して説明すべきです。
また寺田大臣の奥さんが代表の政治団体「以正会」の政治資金収支報告書によれば、
2016年~20年、毎年約530万~約570万円を人件費として支出しています。
しかしこの支出は誰に、何ために支払ったのか、実態が良く分かりません。
迫田秘書の話では、地元の私設秘書らに対し、本来の月給に上乗せして支払う
「寸志の代わりみたいなもの」などと説明していますが、
源泉徴収もないため脱税の疑いもあると話しています。
寺田大臣の家賃、人件費は分からないことが多いのですが、
今のところ大臣からは何の説明もありません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.10.16===
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