徒然日記

22年10月2日 その5517『逢坂誠二の徒然日記』(7214)

今朝は、いつもの時刻に目が覚めず、
布団から抜け出ることができませんでした。

函館の空には薄雲が広がっています。

気温16度、日中は 23度の予報です。

====

昨日は、秋晴れのもと七飯、函館、木古内を動き回りました。

今日は函館市内で活動です。

アントニオ猪木さんが亡くなりました。

卍固めで悪ふざけをした昔、五稜郭で一緒に花見をしたこと、懐かしく想い出しています。

「今度、飯を食べよう」と約束をしたものの、それを果たせぬままになってしまいました。

安らかにお休み下さい。合掌。

1)物価高対策が遅い
岸田総理は、一昨日の閣議で、物価高対策などを柱とする
総合経済対策の策定を関係閣僚に指示しました。

電気料金などが既に高騰していること、
10月からは多くの品目が値上がりすること、
こんなことは早い段階から明らかになっていたことです。

もっと早く物価高対策を指示すべきであり、
対応があまりにも遅すぎます。

今回の柱は次の4点。

*物価高対策・賃上げ
*円安を生かした「稼ぐ力」の強化
*人や成長分野への投資
*コロナや災害への対策

電気料金の激変緩和対策は急務の課題ですが、
制度の詳細設計は今後の検討事項で、これも対応が遅れそうです。

急速に進む円安をメリットに変えるとも言います。

訪日客にとっては有利な状況ですが、
日本の不動産がどんどん買われるのは如何なものかと思っています。

この経済対策は10月末頃には策定され、
その内容が補正予算となります。

補正の規模は30兆円との声もありますが、
成立は11月下旬でしょうか。

いずれにしても対策が遅い!!

また昨日の朝日新聞に掲載の
以下の指摘も重く受け止めねばなりません。

====

IMF:
各人の支払い能力に関係なく食料やエネルギー価格を低く維持すれば、公費負担で過剰消費を奨励することになる

第一生命経済研究所の熊野英生氏:
バラマキによる痛み止めのような政策では持続性がない。対策は低所得者に集中し、価格抑制よりも、低燃費車や太陽光発電の普及など中長期の視点から検討するべきだ

====

いずれも大事なポイントです。

こうした点にも配慮した補正にしなければなりません。

2)世界の秩序が崩れる

ロシアのプーチン大統領が一昨日、
ウクライナ東・南部4州の併合を宣言しました。

国際法に違反し、戦後秩序を根底から覆す一方的な併合です。

ロシアは国連安全保障理事会の常任理事国ですが、
その役割を完全に放棄したと言えます。

====

2月24 日以降、世界の秩序がガラガラと音を立てて壊れて行きます。

ウクライナのNATO加盟申請、フランス、イギリスなどのロシア批判、
イタリアの右傾化、静観する中国、G7の議長国となる日本。

今の状況を簡単に修復する方途は見えません。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.10.2===

逢坂誠二の公式LINEからご意見をお寄せ頂く場合は以下から登録をお願いします。
lin.ee/DCyVX7R

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    日本はもちろん、世界も社会構造の激変に遭遇しそうな雲行きですね。
    特に、日本のかじ取りをする船長の間抜けぶりは目を覆わんばかりです。
    何をするにもワンテンポもツーテンポも遅れている。
    安倍政権により破壊された、官僚の自主性・独自性、また、その結果で
    しょうが、何よりも覇気。致命的だったと思います。

    致命的で思い出すのは、指定国立大学に九州大学が指定され、これで10校。
    文科省は10校程度と言っていたようですから、もう申請は閉め切りでしょう。
    当初の文科省(財務省?)の目論見は、旧帝7大学+東工大、一橋、筑波の
    10校だったと思います。苦境にある国立大学のトップクラスは何とか救い
    たいとの考えでいたのでしょう。ところが、東京医科歯科大学が指定され、
    北大は申請すらできなかった模様です。これで、全くの一地方大学に落ちて
    いくことになるでしょう。

    申請できなかった最大の理由は、前総長、名和君の事件と訴訟。切っ掛けは
    パワハラと言われていますが、私は疑っています。当時、加計問題が騒がれ、
    獣医学部の教授が国会に参考人招致されたものの、文科省から出向の事務局長
    が出席を止めるために、かなり圧力をかけ、名和総長にも出席を阻止せよと
    働きかけたそうです。構図が透けて見えますよね。

    こうして、2年間、総長不在のまま、指定国立大学申請のための貴重な時間が
    過ぎ、結果はご覧の通り。現在、大学運営にかかわる役員や職員、教官、そして
    在学生の落胆が想像で来ます。格下げなのですから、惨めでしょう。

    それ以上に怒り心頭なのが、OBたち。OBの顔に泥を塗る結果となっている
    のですから、お怒り御もっともと言って良いでしょう。何とも言いようのない
    怒りがふつふつと沸いてきます。このうえは、加計学園問題を改めて徹底して
    追求し、文科省の果した役割を明らかにしたいものだと、もの想う秋です。

    現在台が薫英に関る人々は

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です