徒然日記
22年8月11日 その5466『逢坂誠二の徒然日記』(7163)
昨夜、北海道北部の中川町などで
震度5強を最大とする地震が、数度、立て続けに発生しました。
道路の陥没、断水など報告がありますが、被害詳細の判明はこれからです。
気象庁は今後1週間程度は、
同程度の地震への注意が必要だとしています。
夜明け前の都内、多少雲はありますが、今日も暑くなる見込みです。
1)神業
大谷翔平選手が投手として、今季10勝目を挙げました。
これによって1918年のベーブ・ルース以来、
104 年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」の偉業を成し遂げました。
本当に凄いですね。
神業ともいえるこの偉業に心からのエールを送ります。
この試合で大谷選手は、日米通算千奪三振を達成すると同時に、
25号ソロ本塁打も放ってメジャー通算118号に達し、
日本人大リーガーでイチローを抜いて本塁打数が単独2位となりました。
ベーブ・ルースはレッドソックス時代の1918年に13勝、11本塁打の成績を残しています。
大谷選手には、さらに記録を伸ばしてもらいたいものです。
2 )論文の質
大谷選手の嬉しいニュースの一方、日本の科学論文に関し、残念な情報です。
注目度が高い科学論文の数で、日本が世界の上位10カ国から転落しました。
文部科学省が一昨日、「科学技術指標 2022」で公表しています。
前回の調査(17~19年平均)では10位でした。
今回の18~20 年平均では、スペインと韓国に抜かれ、12位です。
日本は2000年代半ばまで4位だったのですが、
それ以降順位が下がり続けています。
ほかの論文に引用された回数が
各分野で上位10%に入る論文の数(トップ10%論文数)で、
日本は3,780本で、1位の中国の10%弱です。
基礎生命科学、化学、物理学の論文数に占める割合が減っています。
このランキング、以前から度々紹介していますが、紹介のたびにランクが下がっています。
この状況を深刻に受け止めて、
超党派の「日本の科学技術危機対策議員連盟」を立ち上げ、
この危機的状況を克服するための方策などについて議論しています。
この議連で、私は副会長を務めておりますが、
教育研究分野への積極的な予算配分や投資が進むよう、
さらに力を尽くして参ります。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.8.11===
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