徒然日記
22年4月15日 その5348『逢坂誠二の徒然日記』(7045)
今日も都内の朝の気温は低く10度程度、日中もさほど変わりません。
1)自給自足と原発
コロナ禍、ウクライナ問題によって、
世界の雰囲気が一気に変化したのは言うまでもありません。
中国、北朝鮮、ロシアなどとも関連し
日本の防衛力についての議論が
活発になることが容易に推測されます。
私は、日本が丸腰で良いとは思っておりません。
一定の自衛力(抑止力と防衛力)が必要だと私は考えています。
今回のことを契機として、
日本の自衛力を再点検して何が足りないのか、
何が余計なのかを確実に精査する必要があります。
特にサイバー面や情報収集分析機能の強化も必要になると思います。
その結果、今の防衛費では足りないということになるかもしれません。
きちんと機能する自衛力を備える必要があります。
ただしこの自衛力が充足されれば、
安心できるのかと言えばそんなことはありません。
日本の食糧やエネルギーの自給率の低さは、
今さら言うまでもありません。
日本が海外と紛争や戦争状態なり、これらの補給が立たれると、
国民生活が立ち行かない状態になるのです。
日本の原発が攻撃の対象になれば、それは相当な脅威になります。
原発の場合は、原子炉を直接狙わなくとも、外部電源を遮断したり、
サイバー攻撃も想定され、戦争になれば平時以上に危うい施設となります。
つまり日本は、戦争状態であろうがなかろうが、
補給を絶たれるだけ、あるいは原発を狙われるだけで一気に窮地に陥るのです。
だから自衛力を高めさえすれば、
国民の命と暮らしを守れるというものではありません。
絶対に戦争をしない状態をいかに維持するかが日本の鍵なのです。
一定の自衛力、外交力、情報収集分析力、
こうしたことが総合的に備わっていることが重要です。
勇ましい議論だけでは国民を守ることはできません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.4.15===
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