徒然日記
21年9月5日 その5126『逢坂誠二の徒然日記』(6823)
9月5日、今日でパラリンピックも終了です。
1)政治空白を作るな
菅総理が退陣を表明し、今後は、自民党総裁選や総選挙に注目が集まります。
しかし今の最大の課題はコロナ対策です。
総裁選の最中であっても、コロナ対策をおろそかにしてはなりません。
そのためには国会を召集したり、政府与野党連絡協議会を再開するなど、
コロナ対策を議論し実行できる体制とする必要があります。
政治空白を作ってはなりません。
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昨日は4時間程度、朝市を歩き、色々な方から話を聞きました。
土曜日ですが、人通りはまばらです。
緊急事態宣言中ですから、当然と言えば当然です。
しかしこれも当たり前のことですが、人出が減れば多くの商売の収入が減ります。
朝市に限らず全国各地でこの状態が続いています。
観光利用の多い、朝市では、人流抑制による商売への影響は顕著です。
*人出を何とかして戻して欲しい
*GoToを再開して欲しい
こうした声がある一方で、感染対策強化の観点から、
当面は人流の増加を諦める雰囲気が広がっています。
*感染拡大→人流抑制→経済再開→感染拡大→人流抑制
(この繰り返しに疲れ、蓄えは底を尽きつつある)
*とにかく再度感染が拡大しない程度まで人出を抑えて欲しい
*このために、確実な経済支援が必要だ
*人流の抑制は当然収入減になる
*収入減の全てとは言わないが何とか補って欲しい
*多額の借入をしたが、返済が始まると相当に厳しい
*一度、商売から撤退したら再開は不可能だ
こんな声が圧倒的です。
今の政府の支援に対しては、
*支援要件が厳しく対象にならない
*額が少なく、支援が遅い
こんな声があります。
私たちが以前から指摘しているとおり、
事業規模に配慮した木目の細かい大型の支援を実現しなければなりません。
そのためにも国会を召集して対策を議論する必要があるのです。
菅総理は辞任を表明しためレームダック状態とも言われますが、
そんなことを跳ね除けて、残された任期の中、
全精力を傾けてコロナ対策に当たって頂きたいと思います。
それが政治空白を作らないせめてもの責任の果たし方です。
レームダック:
〔脚の悪い鴨の意〕
任期終了を間近に控え、政治的影響力を失った大統領や首相。
2)株価
一昨日の菅総理の退陣表明後、
日経平均株価の上げ幅が一時600円を超えました。
報道によればその背景として次のような声があるようです。
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*政局の先行き不透明感が払しょくされ、与党の政権運営が安定する
*政治が新しく変わることで今後への期待が生まれる
*新しい総理になると大きな経済対策が出るとの期待感
*今のコロナ対策のどうしようもない状況が打開されるという期待感
*総理が代わるということで、(対策は)菅政権より良くなるだろう
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政治の変わり目で株価が変動するのはいつものことですが、
菅内閣の退陣が好感を持って受け入れられている、
この現実も菅総理は直視し、とにかくコロナ対策に当たるべきです。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.9.5===
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