徒然日記
21年8月6日 その5096『逢坂誠二の徒然日記』(6793)
広島に原爆が投下されてから76回目の8月6日を迎えました。
核の廃絶に向けより一層知恵を絞らねばなりません。
1 )空文化
コロナ患者の入院を重症患者に制限し、
中等症以下は自宅での療養を基本とする政府の新方針について、
昨日、政府からヒアリングを行いました。
誰がどのようなプロセスを経て決定したのかなどについて、
政府からは明確な説明はありません。
専門家から直接意見を聞いていないことは明らかです。
命の選別、命の切り捨てに繋がりかねない重要な内容だけに、
どのような経緯で方針が変更されたのかを明らかにすることは必須です。
しかしそれを一切説明しようとはしません。
====昨日夜になって政府が、先日の添付文書の内容を修正し、
軽症と中等症は自宅療養とされていましたが、
中等症は原則入院と変更したとの報道が流れました。
(政府への確認がまだのため詳細は不明です。)
しかし、自宅療養者が症状の変化に応じて
スムーズに入院できるかどうかが問題なのです。
昨日のヒアリングでは自宅療養者の診断等を行う体制が全く不明です。
自宅療養者の症状変化を的確に把握できなければ、
入院への移行はできません。
都内で一人暮らしをしている私の知り合いの息子さんが、
3日、PCR陽性が判明し、発熱、多少の味覚障害となりました。
ところが発症から3日目となる昨日午前になっても、
保健所からは電話連絡がないとのことです。
中等症が原則入院へと変更したことは当然のことですが、
自宅療養者の見守り体制が不十分では、それは空文化します。
自宅療養者の経過を把握するために人員の増強、
宿泊療養施設のさらなる確保などが必須です。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.8.6===