徒然日記
21年7月22日 その5081『逢坂誠二 の徒然日記』(6778)
昨日、帰函後、松前に移動し、
今日は朝から松前で活動を開始します。
日の出頃の松前の気温は22度程度、
宿の窓から爽やかな風が吹き込んでいます。
日中は29度程度にまで上がる見込みです。
1)安心安全の五輪
昨日から東京五輪の競技が始まりました。
菅総理は、米紙のインタビューで次の発言をしました。
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(五輪を)やめることは一番簡単なこと、楽なこと。挑戦するのが政府の役割
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感染者数なども海外と比べると1桁以上と言ってもいいぐらい少ない。
ワクチンも進んで、感染対策を厳しくやっているので、環境はそろっている
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競技が始まって国民がテレビで観戦すれば考えも変わる
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この総理の考えを読んで愕然としています。
総理が五輪を開催したい気持ちは理解します。
しかし日本の感染状況は世界と比較して、
良いと言える状況と言えるのでしょうか。
総理が環境がそろっているというのは、
何を意味しているのでしょうか。
五輪を開催する環境なのでしょうか。
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東京の昨日の新規感染者数は1832人、
1週間前から683人の増加!!
緊急事態宣言下にも関わらず、
加速度的に感染者が増えています。
4度目の緊急事態宣言入りは 7月12日です。
それ以来10日が経過し、
緊急事態宣言の効果が出始める時期ですが、
その兆候はありません。
今の感染拡大のペースは第3波を上回っています。
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コロナ感染によって自宅などで亡くなった人は、
去年3月から今年4月までに全国で少なくとも403人おります。
これらの方々の多くは、
必要な医療を十分に受けられずに亡くなっています。
昨日の時点で、東京都と沖縄県の重症者病床使用率が
ステージ4の目安となる50%以上になっています。
再度、必要な医療が受けられない医療崩壊が懸念される状態です。
これで何の環境が整っているのでしょうか。
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どんなに感染が広がろうと医療が崩壊しようとも、テレビで五輪観戦すれば、
国民はこの厳しい感染状況を忘れるとでも言いたいのでしょうか。
菅総理の発言は、日頃の国会答弁、記者会見同様、
あまりにも現実を見ない不誠実なものです。
今日から4連休です。
私は、歩く歩く聞く聞く、地元活動に専念します。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.7.22===