徒然日記
21年7月1日 その5060『逢坂誠二の徒然日記』(6757)
雨音で目が覚めました。
昨夜から一晩中、雨が降っているようです。
まさに梅雨の雰囲気です。
昨日のコロナ本部会議のため上京しましたが、
今日、帰函し、地元を歩きます。
1)次の波
昨日の東京の新規感染者は714人。
700人を超えたのは 5月26日以来です。
感染者が前の週の同じ日に比べて増えたのは11日連続です。
都内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は約25.5人。
緊急事態宣言を発出する目安の1つとなる
「ステージ4」相当の基準となる25人を超えています。
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先月20日で緊急事態宣言を解除しましたが、
わずか10日で逆戻り、次の波に入ってしまいました。
政府の判断の甘さは明らかです。
一方、昨日のコロナ本部会議では、
政府から驚きの説明がありました。
本来14日間の隔離が必要な濃厚接触者について、
オリパラに出場できるよう検討しているというのです。
パリリンピック選手だった我が党の横沢議員は、
「世界中のアスリートが注視している問題だ。早めに回答を出さないと選手は混乱する。仮に出られるとなって、感染が広がると、逆にアスリートが批判を受ける」
と発言しましたが、当然の指摘です。
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また政府から次の発言もありました。
「選手に陽性者が出てもほとんど無症状か軽症」
この根拠のハッキリしない発言には絶句です。
この担当者は、マスコミの取材に、大会組織委員会の医療の専門家から、
「仮に陽性者が出ても、症状が出る前に陽性と分かるだろう」との見解を得ていると語り、
「一般の集団に比べ、選手は若い人が多い。重症化し、入院病床が埋まるということは考えにくい」との認識を示しています。
あまりの楽観論に驚きを禁じ得ません。
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緊急事態宣言相当の状況の中で、
楽観論や精神論に依拠しながら
オリパラ開催準備が進んでいます。
こんな状態では、
国民の命と暮らしを守ることはできません。
改めて政府をたださねばなりません。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.7.1===