徒然日記
21年2月18日 その4927『逢坂誠二 の徒然日記』(6624)
今日は、空から降るものが雪から雨に変わり
雪が溶け始めるころとなる雨水です。
しかし北日本では、
まだまだ厳しい冬の天候が続いています。
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昨日、コロナワクチンの
医療従事者向けの先行接種が始まりました。
政府は当初1〜2万人と見込んでいましたが、
希望者が増えて4万人への先行接種となります。
この医療従事者への先行接種は、
健康状態を追跡する研究調査の位置づけにもなります。
接種後28日間の体温の変化や倦怠感の有無などを記録し、
定期的に厚生労働省に報告されます。
厚労省はそのデータをまとめ定期的に公表する方向です。
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この 4万人接種が、2回目の接種も含め
どの程度の期間で終了するのか分かりませんが、
次の段階が医療従事者向け優先接種(370万人)です。
この370万人の接種からが、
まさに本番ともいえる段階に入ります。
この時期は3月と言われています。
この開始時にどの程度のワクチン量を確保するか、
これがなかなか難しい問題だと思います。
ファイザー社ワクチンの添付文書には次の記述があります。
「1回目の接種から3週間を超えた場合には、
できる限り速やかに2回目の接種を実施すること」
つまり1回目の接種時には、
3週間後に確実に2回目の接種の
見通しが立っていることが必要です。
当然のことですが、今回のワクチン接種は、
ワクチンの確保量と確保時期が極めて重要です。
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ところが昨日の政府の答弁を聞くとこの点が全く曖昧です。
河野大臣によれば、
来週にも2度目のワクチンが到着するようですが、
その量は言えないと言います。
必要以上に不安を煽る必要はありませんが、
ワクチンの供給時期も量も言えないならば、
接種体制の構築が難しいのが事実です。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.2.18===