徒然日記
20年11月28日 その4845『逢坂誠二 の徒然日記』(6542)
昨日も朝からコロナ対策の会議、
午後は同じくコロナ対策で
全国の都道府県連の皆さんと
ネットで意見交換をしております。
夕方は、原発の避難計画や核燃料サイクルに関し、
経済産業省、内閣府、原子力規制委員会から、
2時間にわたり意見交換を行なっております。
政府は核燃料サイクルにメリットがあると言いますが、
メリットがあるように私には思われません。
たくさんの放射性廃棄物、
使用済みMOX燃料などを生み出すほか、
環境に大きな負荷を与えます。
しかもコストが高いのです。
これを進めると将来に
間違いなく禍根を残します。
避難計画については、
いくつか確認ができました。
*
自治体避難計画は自治体の防災会議で決める
*
国はその作成の支援はするが、
計画の良否などの判断はしない
改めてこうしたことを確認していますが、
これは極めて重要なことです。
日本では原子力規制基準の中に、
避難計画を入れておりません。
この意味は、
各地域にはそれぞれの特性があって、
住民の安全に一義的な責任のある自治体が
防災避難計画を策定することが最も適当である
という考え方に基づいているからです。
避難計画においては、
自治体の考え方が基本になると言うことです。
先日までの答弁によれば、
しっかりした避難計画ができなければ、
稼働前の原発に核燃料は装着しない、
核燃料が装着された原発であっても
実態として稼働はしないとのことです。
しっかりとした避難計画が、
原発稼働の大きな条件になっています。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.11.28===