徒然日記
20年10月20日 その4806『逢坂誠二 の徒然日記』(6503)
秋の土用の入りです。
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昨朝は、
青果市場でニュース配布を行い、
街頭活動を行なっております。
季節の移ろいは早く、
朝の気温は一桁台となり、
気持ちは冬に向かっています。
一昨日は、函館でも
雪虫が舞っておりました。
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農水省が、
新型コロナウイルス対策として
農家の次期作を支援する
「高収益作物次期作支援交付金」の
募集を行なっています。
これは一次補正に盛り込まれ、
4月30日以降の取り組みが対象です。
交付金をあてにし、もう既に資材の購入などを
行なった農家もあります。
ところが農水省は、
既に交付申請を受け付けたにも関わらず、
12日付で交付要件を厳しいものへと変更し、
追加書類の提出を求める通知を発出したのです。
正式な試合の最中に、
急にルール変更をしたようなものです。
申請後の要件変更で、全国の農家の皆さんには、
当然、困惑や混乱が広がっています。
これは前代未聞のことと思います。
農林水産省から話を聞きましたが、
どうも要領を得ません。
私の受けた感じでは、
当初の交付金制度が非常に大雑把で要件が緩く、
多くの農家が申請できる内容です。
この要件であれば、
たくさんの申請があるのは当然だと思います。
何でこんな交付金内容にしたのか、
農林水産省の見識が問われます。
自分達の不備であるにも関わらず、
今になって急に要件を変更し、
農家を困らせるのは、もっと不見識です。
この件に関する野上大臣の発言です。
*関係者に面倒をかけることは大変遺憾
*現場の理解が得られるよう丁寧に説明する
*当初はコロナの影響で農家が営農を断念しないよう
申請しやすい簡素な仕組みにした
*コロナの影響があったとは言い難いものも含まれていた
当初要件にコロナの影響の有無が含まれていないのですから、
今さら、申請にコロナの影響があったとは言い難いものも含まれていた
との大臣の発言も無責任です。
現場では、既に追加申請も受け付けている節もあり、
混乱が広がりそうです。
農水省には、農家の皆さんの納得が得られるよう、
適切な対策を講ずるよう、強く要請します。
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今日は、都内のホテルで朝食勉強会を開催します。
今回の講師は、私がつとめます。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.10.20===