徒然日記
20年10月17日 その4803『逢坂誠二 の徒然日記』(6500)
昨日午後、帰函しました。
函館の朝の気温は6度です。
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昨日、日本学術会議の梶田会長と菅総理が面談しました。
しかし総理は、会員6人の任命拒否の理由を 説明 していません。
逆に総理が梶田会長に
「学術会議が国の予算を投ずる機関として
国民に理解をされる存在であるべきだ。」と伝え、
「学術会議として社会のために
貢献できるようしっかりやってほしい。」
と語っています。
そればかりか、菅総理は、日本学術会議の在り方について、
梶田会長と井上科学技術担当相を中心に
検討していくことで合意したことも明らかにしています。
本末転倒、問題のすり替えも甚だしい総理の対応に憤りを覚えます。
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コロナ対策について、
政府の対応を手詰まり感が見えます。
初期の頃は、大ぶりな対応を
迅速に行うことが必要でした。
しかし今は、個別の事情に応じた細かい対応です。
しかし政府にはそれが見えておりません。
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感染対策
*行政検査の的確な実施
*社会経済活動を支える検査体制の確立と低廉化
*発熱時の相談と診療の体制確立と周知
医療などの確保
*医療機関等の経営状況の把握と必要な経営支援
個人への対応
*休業者、離職者、それぞれへの相談と支援
*生活困窮者の相談体制と支援
*雇用調整助成金の延長
*休業支援金・給付金制度の見直し
*住宅確保給付金の実態把握
*緊急小口資金・総合支援資金の特例貸付の実態把握
*自殺対策をはじめとする心の相談体制
*児童生徒学生への支援
事業への対応
*持続化給付金の追加給付検討、及び対象範囲の拡大
*家賃支援の制度改善、及び制度改善
税制
*確定申告、及び来年度地方税への対応
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以上のような論点をはじめとして、
コロナ対策本部の活動を
加速化させたいと思います。
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この日記が、
1997年11月に町長室日記として開始してから、
6500回となりました。
お読み頂いている皆さんに感謝します。
今日は、道連の常任幹事会のため札幌入りします。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.10.17===
毎日読ませていただくのを日課としております。6500回を重ねるとはすごい、の一言に尽きます。幅広く諸問題に目配りされておられるので、蒙を拓かされます。
日本学術会議の予算高々10億円に批判の目を向けさせることから、在り方そのものへの疑念へと世論を誘導したいようですが、それなら既に墓場入りしたあのアベノマスクに、400億円超もの予算を費やしたことを、先ず検証してもらいたいところです。
そもそも新政権が発足したのに、そのリーダーたる新首相が未だに国民に対して、対外的にも所信表明すら行なっていないという不思議が、いったい通用するものでしょうか。
まず気づくのは、国会軽視も甚だしいということです。国会などなくとも仕事はできる、むしろ野党に足を引っ張られずに、スムーズに仕事がはかどる、ぐらいに考えているのでしょうか。国会無視で、閣議でどんどん事を決めていくやり方は、まさに安倍前政権の継承ですね。
国会の力を取り戻すよう、国会の存在意義をアピールできるよう、力を尽くしてください。でないと、国民からも軽視され、政府の好きな’行革’ の対象にもされかねません。(笑い話でなく。)
逢坂さんのご活躍を期待しています。