徒然日記
20年6月7日 その4671『逢坂誠二の徒然日記』(6368)
今日は、政調会長としてNHK日曜討論に出演します。
テーマは2次補正です。
今回の2次補正には1次補正の段階で、
我々が不十分と指摘したものが盛り込まれました。
家賃対策、地方創生臨時交付金の増額、
緊急包括支援交付金の補助率の引き上げと増額、
雇用調整助成金の増額、学生支援などですが、
我々の指摘通り1次補正に盛りこんでいれば
早期に対応できたものであり、結果的に対応が遅れています。
そしていずれも内容が不充分です。
児童扶養手当や学校現場の人材確保予算も少なすぎます。
地方創生交付金も不足するでしょう。
予備費10兆円の半分の使途が、
多少明らかになったことは一歩前進ですが、
予備費であることには変わりなく、
その使用にあたっては、国会への事前報告と
予算委員会での審議は必須です。
2次補正に対し、我々は組み替え案を準備しており、
それを提示すべきと考えています。
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予算のこうした問題とは別に、日本の政府予算は、
極めて情報が限られています。
明日から予算審議が始まりますが、
今日この時点でも予算の詳細は分かっておりません。
政府が作成するA4数枚程度の簡便な説明資料によって、
その概略が把握できているに過ぎません。
しかもその予算が、具体的にどのように執行されているかは、
契約書なども公開されないものが多く、ほとんど闇の中にあります。
これで深まりのある予算審議などができるはずもないのです。
今、日本の財政は先進国中最も悪化した状況にあります。
これら日本の財政問題に対処するためにも、
国会に常設の財政監視検証機関が必要だと考えています。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.6.7===