徒然日記
20年1月21日 その4533『逢坂誠二 の徒然日記』(6230)
昨日、201通常国会が召集されました。
今国会は次のようなことが焦点になると思われます。
令和元年度補正予算案令和2年度予算案:通常国会前半(一般的には3月末まで)は、予算案と関連法案審議になります。
桜を見る会:この問題は、単なるスキャンダルではありません。 不都合な公文書を廃棄したり、黒塗りではなく白塗りで情報公開するなど民主主義の根幹に関わる問題です。
カジノ疑惑:カジノ関連法の廃止法案を国会に提出済ですが、この法案とともに議論されるべきものです。
辞任した河井、菅原両大臣の不祥事:これに関しては全く説明がありません。総理は任命責任を果たすような口ぶりですが、それも単に言葉だけのことで何の中身もありません。
自衛隊の中東派遣:日本関係船舶の安全を守ることは重要ですが、国会で全く審議もせずに中東に派遣するのは国会軽視である上、 文民統制上も問題です。
社会保障制度改革*総理は何を目指しているのか、それが良く見えません
さらに以下が重要になります。
人口減少対策エネルギーと温暖化防止一次産業対策地域と全国の経済のあり方
こうしたことを確実に議論しなければなりません。
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一方、昨日の総理演説は聞くに耐えないものでした。
オリンピックは、今年の大きなイベントですが、
56年前の五輪への美辞麗句が多く違和感を覚えました。
ダイナミックな日本外交とは何かよく分かりませんし、
復興への認識も楽観的過ぎます。
農産物輸出を誇っていますが、
輸入への対策や食料自給率に言及はありません。
総理は賃金上がっているかの印象を振りまいていますし、
正規と非正規の壁がなくなると
発言されましたが全く現実を見ておりません。
エネルギーに関しても
具体策が語られなかったのは極めて残念です。
憲法観を相変わらずねじ曲がったままです。
正直、気持ち悪い感じがします。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.1.21===