徒然日記

19年8月24日 その4383『逢坂誠二 の徒然日記』(6080)

クロアチアからブリュッセルへの途中、飛行機の遅れで
ミュンヘンでの乗り継ぎができなかったのですが、
最終的に2時30分の後の便に乗ることができ、
何とか予定通りの工程をこなしています。

ただしホテルへの到着は午前零時過ぎとなり、
就寝も午前1時を回ってしまいました。

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昨日は終日、ブリュッセルで
EU事務局の幹部の皆さんと
立て続けに懇談をさせて頂きました。

EUのの基本的な仕組みや財政について、
これまではしっかりと勉強する機会はなかったのですが、
缶詰になって話を聞いて、格段に理解が進みました。

また欧州連合日本政府代表部の
兒玉和夫全権特命大使からのレクチャーも圧巻でした。

そして昨日の話題の中心は、
英国のEU離脱問題です。

EU事務局幹部の皆さんの話を総合すれば、
英国の離脱は、もう後戻りのできない
既定路線のように感じます。

その影響も大きくはなく、
対策も講じているという説明が幾度かありましたが、
それは本当だろうと思う反面、
事務局の強がりのようにも聞こえました。

ただし他国が英国に追随する様子はないようです。

英国離脱によって残ったEU27ヶ国の
結束を証明する可能性がある、
そんな印象も受けました。

私がEUに関心を持つのは、
EUの存在がそもそも日本に大きな影響があることは当然ですが、
EUは民主主義のあり方を模索し、
さらに今後の国家のあり方を示唆しているからです。

今後の世界を考える上で、日本を考える上で、
EUの取り組みは大いに参考になります。

今回は、そうした点で、
とても大きな成果がありました。

多くの関係者の皆さんに感謝します。

日本時間の明日の夜明け頃、
ブリュッセルから帰国となります。

さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.8.24==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. >EUは民主主義のあり方を模索し、
    >さらに今後の国家のあり方を示唆しているからです。
    興味深いです。海外からの日記、毎日楽しみにしています。今回クロアチアを訪問先に選ばれたのはなぜでしょうか。

    GSOMNIA破棄についての逢坂さんのコメントについて、
    今回一線を超えたのは韓国であるにもかかわらず、「なぜ安倍政権の責任を問わない」というコメントが多く寄せられていて驚きました。
    安倍政権になって韓国との関係がここまで悪化したことは問題だと思いますし、嫌韓を煽る自民議員が大勢いることには辟易していますが、
    文在寅大統領にも、何がしたいのか定まっていないような対日政策の不安定さを感じます。そんなことから逢坂さんのコメントは妥当だと思いました。
    また、逢坂さんのコメントに理解を示す内容のものでも「右でも左でもない前へという方針は良い」といったものがあり、イデオロギーや政局を絡めて外交を見ることはどうなのかと思った次第です。
    日韓双方の世論が「行け行け!断交だ」と熱くなっているのが恐ろしいです。思いもかけないことから、武力行使=戦争にならないことを祈ってます。

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