徒然日記
19年8月13日 その4372『逢坂誠二 の徒然日記』(6069)
函館港に係留展示されている「青函連絡船 摩周丸」は
昨日、1991年の開館以来の来館者が200万人を突破しました。
200万人目となった来館者に
摩周丸の写真パネルなど記念品が贈られたようです。
摩周丸の保存展示には相当な困難が伴います。
30年近くに渡り摩周丸を維持管理されている
関係者の皆さんに心からの敬意を表します。
私が初めて連絡船に乗ったのは2歳の時。
青森の自宅で病床に伏す祖父への初めての面会が目的でした。
たった1日にも満たない滞在でしたが、
祖父が自宅の窓から大きく手を振って
見送ってくれたのを昨日のことのように覚えています。
祖父はその数日後、他界しましたが、
連絡船は、私と青森をつなぐ重要な存在です。
連絡船が廃止されて30年以上の時が流れましたが、
乗船名簿、桟橋、駅と船内のアナウンス、
そして船の匂いなどが、鮮明の蘇ります。
連絡線のことを思うと、
胃のあたりがキュンとします。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.8.13==