徒然日記
19年5月25日 その4292『逢坂誠二 の徒然日記』(5989)
都内は青空の広がる朝だ。
今日昼過ぎまで、
議員会館で参院選向けの政策を議論し、
それからの帰函となる。
1)統計
毎月勤労統計にまたミスが発生し、
2018年度分(確報)と今年3月分(速報)の
発表を見送る事態となった。
詳細は分からないが、
昨年7月分以降のデータを精査して、
後日発表することとなった。
日本の統計の信頼が
揺らぎかねない事態が頻発している。
2 )月例経済報告
昨日、5月の月例経済報告が発表された。
景気判断を
「輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」
として前月から下方修正となった。
下方修正のはずだが、
「緩やかに回復している」との言葉が残っている。
どうもよく分からない、経済報告だ。
13日発表の景気動向指数は「悪化」だった。
20 日発表の1〜3月のGDP速報も
決して良い状況ではない。
にも関わらず「回復」だという。
秋の消費増税に向けて、
現実を直視したくない
政府の思いが発露したような内容だ。
こんな恣意性の強い経済報告では、
国家の運営を誤りかねない。
3)トランプ大統領
今日から28日まで、アメリカ大統領が来日する。
この4日間、トランプフィーバーが、
ニュースを席巻するのだろう。
ゴルフ、居酒屋、大相撲など、
両国首脳の仲が良いのは悪いことではない。
しかしものには限度もある。
外交が社交にならないよう注意が必要だ。
これら派手な来日行事が、
FTA交渉や防衛協議などの本質を
隠すことがあってはならない。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.5.25==
政策について考えさせられることがありました。
消費税廃止を公約の一つとして訴え、立憲から出馬する候補と、その方を擁護した別の候補に対し、パートナーズからネット上で非難が集まりました。その理由は、
・立憲の政策に書かれていないことを言っているから。
・MMT論者に対する反感。
・枝野代表の言う「理念政策が一緒であること」に反する
・理念政策が違う人が加わると、またバラバラになるのではないか。
などだと思います。
消費税廃止は過激かもしれません。しかし「一緒であること」の許容範囲はどこまでなのか、その点に厳格であれば党はまとまっていけるものなのか、などと疑問が湧いてきます。(自民党は、日本会議も宏池会もネトウヨもMMTも抱えつつ、まとまってますよね…今の立憲にもけっこう色々な人がいますよね…)
あくまでネット上の、熱心な支持者のやりとりですが、選挙を前にして党の支持者が候補者をめぐって言い争う状況は、見ていて気持ちの良いものではありません。
無党派で反安倍政権の人にとっては、そのような違いはおそらくどうでもいいことでしょう。野党が、立憲が、数を増やしてほしい、ということを願っていると思います。