徒然日記
19年2月15日 その4193『逢坂誠二 の徒然日記』(5890)
統計不正問題の姿が少しづつ見えている。
2015年
1月:
毎月勤労統計対象事業所入れ替え(定例)
3月:
中江元総理秘書官にサンプル入れ替えで
実質賃金が下がることを報告?
4月:
毎月勤労統計数値発表
(13、14 年の実質賃金も下方修正)
6月3日:
毎月勤労統計の改善に関する検討会が発足
9月16日:
検討会は6 回会合を開くも結論を出せずに中断
後半3会の議事録は未発表
10月16日:
「経済財政諮問会議」で
麻生大臣が統計について発言
16年10 月27日:
厚労大臣がサンプル入れ替えを総務大臣に申請
17年2月13 日:
総務大臣が変更を承認
18年1月:
サンプルの入れ替え、
ベンチマークの変更、
密かに3倍補正
日雇い労働者データの除外
その結果、18年1月データから、
実質賃金が異常に
跳ね上がることになる。
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全体の流れはこんな雰囲気だ。
さらに昨年春、
総務省統計委員会が数値のおかしさに気づいた以降の
厚生労働省とのやり取り、
問題が表面化した昨年12月13日以降の問題、
そして追加給付の課題、
こうしたことも論点になる。
統計データに手を加えることで、
実質賃金の上昇を狙ったとすれば、
極めて悪質なことと言わざるを得ない。
「俳句読む時間も取れずしじみ汁」
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.2.15==
>全体の流れはこんな雰囲気だ。
統計不正の件はとても分かりづらいので、このように並べて説明していただきとても有難いです。
流れを見ていると、森友で言われた「神風」ポイントのようなものもあり、なんだか似てきたなと感じます。
そして統計も国の基盤に関わることでありながら、軽視されているようで、公文書管理と同じような問題を孕んでいるような気がします。(企業だったら潰れるパターンでしょうか!?)