徒然日記
18年8月14日 その4008『逢坂誠二 の徒然日記』(5705)
ニセコの菩提寺を参り、
今日は帰函する。
昨日は久々に岩内町の
木田金次郎美術館を訪問し、
ゆっくりと木田さんの作品を
見ることができた。
木田さんの作品は、
荒々しく自由奔放な筆使いが特徴だ。
まるでニール・ヤングの
ギターのようだとも感ずる。
東京で絵の勉強をしたいという木田さんに
有島が出した手紙が凄い。
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東京に出るよりももう暫くはその地に居られて勉強をなさったら如何ですか。君の絵のように既に立派な特色を備えた絵は余計な感化を受けないで純粋に発達させた方が遥かに利益だと思います。東京に来た處が知識上に多少得る處がある許りで腕の上には何等の所得がないと思います。その地に居られてその地の自然と人とを忠実に熱しにお眺めなさる方がいいに決まって居ます。
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なんとも意味深い。
この手紙によって木田さんは、
地元で絵を描く決心をしたのだと思う。
昨日は、雨の岩内で
貴重な時間を過ごすことができた。
さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.8.14==
皆様のコメントを受け付けております。
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躍動する線とほとばしる色で描かれた木田金次郎さんの絵は生きているようにエネルギッシュですね。しかも洗練された構図
私は今まで知りませんでした。美術館で実物を見てみたいです。
これは凄い発見をしました!!
有島さんは木田さんご自身が気づいていない天性の感受性を察知されておられたようですね。今日は室戸岬までドライブしたのですが、今度行くときは1泊したほうがよいと思いました。9時に家をでて現地には13時頃ついて帰宅したら20時でした。お母さんはきれいな景色が見れて喜んでいました。室戸岬は吸い込まれそうな大迫力で迫ってくるものがあります。海岸沿いの遊歩道を歩いてみたいのですが、お母さんは車の中に待機しているので、一人で歩くのは怖くて、入口で写真を撮っていただけです。海に吸い込まれると思います。自然には畏怖を持って接しています。きれい過ぎると本当に怖いです。FBに写真をアップしているので逢坂先生も時間があれば見てみてください。
明日は台風の影響で雨らしいので、家に引きこもります。
それではおやすみなさいませ。
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