徒然日記
8月19日 その3648『逢坂誠二の徒然日記』(5345 )
相変わらず今日も雲の多い朝だが、
日の出の時刻、
少しだけ東の空に雲の隙間ができた。
そこから太陽の光が少しの時間差し込んだ。
函館で太陽を見るのは、本当に久しぶりのことだ。
それほどこの夏の天候は異常なことになっている。
1)挨拶回り
昨日は、市内の各方面の挨拶に歩いている。
多くの皆さんにお会いして、
様々なご意見を伺っている。
最も多い意見は、安倍政権への批判と
その受け皿になれない民進党への批判だ。
来週から民進党の代表選挙が本格的にスタートするが、
誰が代表になろうとも挙党一致体制で、
国民の思いを確実に受け止められる体制づくりを
着実に進めなければならない。
理念のない政治は意味のないものだが、
戦略のない政治も意味がない。
国民の生活と命を守るために、
理念をしっかりと掲げ、
それを具体的に実現するための戦略と
強い意志を持たねばならない。
それにしても昨今の政治の現場を見ていると、
決断とそのタイミングの重要さを痛感する。
一方で、中身の希薄な決断であっても、
タイミングさえ合えば、
マスコミの注目を集めることも多い。
これが現在の政治を劣化させる
要因になっていることにも留意が必要だ。
2)イカへの補助
今年もイカの不漁が続いているが、
函館市が外国産イカの購入費用として
総額1億円を助成する方針を決めた。
1キロ当たり100円、千トン分を支給。
1キロ当たり200~300円だった
外国産加工用イカの相場は、
近年、500円程度まで急騰。
国では本年度のイカの追加輸入枠を
前年度の2倍の3万8千トンとする方針を決めている。
今年の輸入枠は11万2950トンと
2年続けて過去最大の見込み。
2016年の函館のスルメイカ漁獲量は
約8千トンで、10年前の5分の1。
試験機関の漁獲調査では今季も低水準の見通しだ。
こうした中での函館市の補助決定は
多くの方から歓迎されるだろう。
ただしイカを取り暑う事業者にも
随分と濃淡があるのが現実だ。
この濃淡にどう配慮し、
公平感のある内容とできるのかが
今回の補助の鍵になると感ずる。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.8.19 ==