徒然日記
6月24日 その3592『逢坂誠二の徒然日記』(5289)
今朝の函館も雲が多い。
夜明け前には霧がかかっていた。
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国会が閉会となり今日は
第46回の逢坂誠二オープンミーティングの開催だ。
日時:
6月24日(土)15:00〜16:30
会場:
中島れんばいふれあいセンター(中島町25-18)
参加費や予約は不要でどなたでも参加可能。
私が国政報告の後、
多少の休憩をはさんで気軽に意見交換を行なう。
ふるってご参加を!!
1)公文書管理
加計疑惑、森友疑惑、PKO日報隠蔽、
いずれも公文書管理が滅茶苦茶なことが明らかだ。
菅長官は
「行政文書の管理に関するガイドラインを見直す」
と述べたが、これは期待できない。
一年未満文書を廃棄しないこと、
組織共用性を見直すことなど、
抜本的な公文書管理法改正が必要だ。
そうしなければ抜け穴だらけで、
公文書管理の質は上がらない。
加えて情報公開法5条5号の不開示事由の見直しも必須。
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審議、検討又は協議に関する情報であって、
公にすることにより、率直な意見の交換
若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、
不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれ
又は特定の者に不当に利益を与え
若しくは不利益を及ぼすおそれがあるもの
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この規定を盾にして、
文書を不開示にするケースが多いし、
文書だけではなくこの規定を理由に
国会答弁を拒む場面もある。
この規定の見直しも必須だ。
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そもそも公文書に関する菅官房長官の発言は
信頼に足るものではない。
昨日の官房長官と記者との
「萩生田副長官ご発言概要」
とする文書に関するやりとりは、酷いものだった。
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萩生田副長官が改めて記者会見などを開いて
説明する必要はない
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萩生田副長官はすでにコメントで
文書の内容を否定していて、
あとは文科省に聞いてほしい
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文部科学省において
正確性を欠く文書だということを明確に言っている
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萩生田副長官は、文書の内容についても否定
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萩生田副長官、知らないところで文書が作られている。
作った文科省に聞かれるべき
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本当に必要な内容ならば大臣などにあげるべき。
何のために作った文書なのか
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こんなやりとりだったが、
無回答、無説明、これが現実だ。
一方、このやり取りの中には、
官僚が作成するメモの問題点も含まれている。
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私の部屋にも数多くの官僚が来訪し、
様々な打ち合わせを行う。
その都度、官僚の皆さんは必死にメモをとる。
役所に戻った後、その多くが、あるいは一部が浄書され、
組織の一部で共用される。
しかしその内容は、
私は確認し、了解したものではない。
だからその内容が私の発言と
一致しているのかどうか分からないのだ。
メモを取った官僚の主観が含まれる場合もあるだろう。
官僚のメモにはこうした問題点がある。
だから今回の問題は、
発言をした萩生田副長官、文科省、
双方から話を聞く必要がある。
しかし菅官房長官はそれを完全に拒否している。
文書に関し、見識も洞察もない方が、
いくら行政文書管理のガイドラインを見直すと言っても、
それは空手形だろう。
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それにしても公文書を廃棄したとして、
逃走を続けている財務省の高笑いが聞こえる感じがする。
財務も文科も内閣府も 文書を公開すれば、
疑問はたちどころに氷解するはずなのだが、
文科を除いて彼らにその意識は皆無だ。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.6.24 ==