徒然日記
1月27日 その3444『逢坂誠二の徒然日記』(5141)
昨朝の函館での街宣は、
氷点下とはいえ多少気温が上がったため、
ここ数日に比べると、ちょっと楽な感じがした。
街宣終了後、上京し、国会での活動に入ったが、
何と予算委員会では、
補正予算を今日、採決するという。
たった二日間での採決だ。
ちょっと信じられない。
補正予算関連で交付税法もあるが、
総務委員会も職権で開催が決められた。
やりたい放題の国会運営に呆れる他はない。
私としては、少しでも丁寧な審議に心がけたい。
1)中核市国会議員の会
一昨日、議員会館で、函館市も会員となっている
「中核市とともに地方分権を推進する国会議員の会」の
勉強会に出席した。
地方自治をライフワークの一つとする、
私にとって、まさにストライクど真ん中の勉強会だ。
ところが最近の地方自治には、
何とも言えない閉塞感が漂っている感じがする。
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今、政府が行なっている、
自治体からの提案を受けて、権限移譲をしたり、
義務付けや枠付けを見直す取り組みは、
良いものだと思う。
しかし最近の、その提案を見ていると、
どうも小粒のものが多い。
いわゆる分権が、
一定の踊り場に差し掛かっている印象だ。
この理由は、いくつかあろう。
この20年余りの取り組みで、
分権改革が一定のレベルに達した。
今でさえも自治体の現場が忙しく、
自分たちがさらに忙しくなる
分権という取り組みを避けている。
自分たちの地域を自分たち自らが切り拓こうとする
創造性などが自治体から失われている、
あるいはそもそも自治体に備わっていない。
自治に閉塞感がある真の理由はともかくとして、
確実に、一時の躍動感が自治の現場から失われている。
自治は、自分たちの力で切り拓くものだ。
自分たちの地域のあり方を、徹底的に探求しつつ、
とにかく挑戦を忘れてはならない。
一昨日の勉強会で、そんなことを感じていた。
今日、帰函予定だったが、
乱暴な国会運営のため今日も都内滞在だ。
今夜は、函館で様々な行事が予定されていた。
出席できず申し訳なく思う。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.1.27 ==
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