徒然日記

2月13日 その1661『逢坂誠二の徒然日記』



夜明け前の都内、雲が広がっているが、
穏やかな雰囲気だ。

気温は1度、
日中の予想最高気温は8度。

昨日の函館は、
風と強い雪が降り、厳しい一日。

都内にいると想像もつかない。

その影響で、私も2時間以上、
空港で足どめをくうはめになった。

搭乗予定の便は、
函館空港上空まで来たものの
結局は着陸できず、羽田に引き返し。

次の便も1時間近く遅れて何とか着陸。

離陸直前に再度激しい雪となり、
再度、滑走路の除雪を行った。

誘導路から滑走路に出る手前では、
パイロットが懐中電灯を持って、
翼の雪の状態をチェックするという
普段は目にすることにないことをやった後、
何とか離陸できた。

東京事務所のM秘書は、
搭乗予定の最終便が飛ばず、
結局、帰京できず仕舞い。

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空港で待っている間も、
福島町の方から、
国道除雪がなっていないと、
お叱りを受ける。

ここしばらくの降雪状態を見ると
そうした声も無理からぬことと思う。

1)歌舞伎
函館では、本格的な子ども歌舞伎と並んで、
お医者さんや財界の皆さんが等、
大人が演ずる歌舞伎も有名だ。

その第34回公演
「初春巴港賑(はつはるともえのにぎわい)」が、
昨日、開催された。

これは毎年2月中旬に、
市民の参加創造型事業として
函館市民会館を会場に開催されている。

昭和48年の第1回公演に始まり、
途中昭和58年から63年まで休演したが、
平成元年から再開し、
新春を祝う恒例行事として市民の間に定着している。

事業の予算規模は約500万円とのこと。

財源は入場料収入とプログラム広告協賛金、
そして出演者からの出演負担金(衣裳・かつら代)等で
運営している。

舞台は、素人とは思えない本格的なもので、
私もいつも観に行くのだが、
今年は、私の新春の集いと重なったため、
楽屋に挨拶に伺った。

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今年の演目は次のとおり。

義士外伝神埼東下り
(ぎしがいでんかんざきあずまくだり)
峠茶屋強請の場

白浪五人男
(しらなみごにんおとこ)
稲瀬川勢揃いの場

梶原平三誉石切
(かじはらへいぞうほまれのいしきり)
鎌倉星合寺の場

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楽屋で出演者の方々から、
「来年は逢坂さんも出演しようよ。」と勧められ、
安請け合いをしたのだが、どうなることか。

2)新春の集い
昨日は、本年11箇所目となる新春の集いを
函館市内のホテルで開催した。

冒頭にも記したとおり、
昨日も函館は強い雪と風の
強い冬型の天候だった。

特に集い開始の1時間ほど前から、
風雪が強まる悪天候となったが、
多くの皆さんにご参加頂き
なんとか無事に集いを終えることができた。

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函館市の工藤寿樹市長をはじめ
8区管内の多くの首長さんや
議会関係者の皆さん、
各団体トップの方々など、
色々な方々にご参加頂いた。

工藤市長からは、
交付税や国際戦略総合特区、
新幹線問題への私の取り組み等を紹介を頂いた。

また八雲の川代町長からは、
東日本大震災による噴火湾ホタテ養殖施設への被害に対し、
私の動きで高率の補助が適用になったとの話があった。

両首長から、
私の取り組みに対する評価を頂き、
本当に嬉しい限りだ。

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私からは、
政治を語る言葉が少なく、
政治を巡る環境が幼稚化しているとの危惧を話させて頂いた。

その結果、多くの政策が、
本来議論すべき本質に入ることが出来ずに、
一刀両断に切り捨てられていることを指摘した。

またどんな状況になろうとも
全力で前進することなどの決意を語り
話を締めくくっている。

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会場からは、政策のこと以上に、
私に対して無理をするなとか、
朝が早すぎるとか、
逆に夜が遅すぎる等、
健康を気遣う声が多く寄せられた。

政策の遂行の原点は健康だという、
参加者の皆さんの気遣いに、
心からの有り難さを感ずる。

ご参加頂いた皆さんをはじめ
多くの皆さんの御厚情に心から感謝したい。

3)誤報??
昨日の産経新聞一面には、
なぜこんな報道が流れるのか
理解できない記事が載った。

==以下、抜粋引用==

交付税6千億円減額 
地方公務員給与の削減促進 
政府、方針固める

政府が平均8・03%の国家公務員の給与削減に併せ、
地方公務員にも同程度の削減を促すため
自治体の給与財源にもなっている
地方交付税を減額する方針を固めたことが11日、分かった。

平成24年度以降、総額約17・4兆円の交付税から
最大で年間約6千億円を減額する。

==以上、引用終了==

来年度の地方財政計画案は、
既に12月に決定済である上に、
来年度予算案は、国会に提出済だ。

そんな中で、野党から質問が出るならともかくとして、
政府自らが提出済予算案の骨格を
変更決定をすることは考え難い。

どうしてこんな記事が出るのか理解に苦しむ。

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地方公務員の給与は、
それぞれの自治体の条例で定まっており、
国の水準を参考にはするものの、
本来、自治体の自主性で決まるものだ。

そんな中だからこそ、
現在もう既に、6割程度の自治体が、
国に先駆けて自主的に給与削減を行っている。

こんな実態があるにもかかわらず、
国が一律に給与削減を押し付けることになれば、
自治体現場の混乱は必至のことになる。

この記事は、こうした実情も理解しない、
不可思議な発信と感ずる。

今日は衆院予算委員会で、
私の質疑が予定されている。

30分間と短い質疑だが、
考えてみれば与党になって初の質疑だ。

冒頭には、除雪対策なども付け加えつつ、
総理や各閣僚の考えを伺うこととする。

さあ今日もしっかりと前進だ。
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    2012・2・13 Seiji Ohsaka

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