徒然日記

6月7日 その3261『逢坂誠二の徒然日記』(4905)

東京は、空一面に雲が広がっている。

雨が降る様子はないが、
どんよりとした雰囲気だ。

湿度も高い。

都内で用務があり上京したが、

朝のうちに帰函する。


1)問題が違う
東京都の舛添知事の政治資金の使途に関し、
記者会見や弁護士の調査が行われるなど、
スポットライトが当たっている。

その内容は、違法ではないが、
適切ではないものがあるとのことのようだ。

これはこれで大きな問題であり、
言及するのもくだらないほどの呆れた内容だ。

しかし、もっと見過ごせない問題がある。


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甘利前大臣のことだ。

舛添知事問題に隠れて、
ニュースの扱いが相対的に小さくなっているが、
これはあまりにも酷い。

甘利前大臣が、昨日、
政治活動を再開する旨の考えを明らかにした。

国会閉会直後のこのタイミングでの発表は、
あまりにもご都合主義だ。

この1月、自身や秘書の金銭授受問題で閣僚を辞任した。


しかしその後、甘利前大臣は、何も説明もしてない。

しかし睡眠障害とやらで、
この間、国会には一切来ていない。

もちろん病気で国会を休むことは、

当然あることだ。

しかし甘利前大臣の場合は、単なる病気ではない。

自身の疑惑発覚に伴う病気だ。

そして今回、国会閉幕直後の政治活動再開発言だ。


国会での追求の手を逃れるため、
睡眠障害という都合の良い病名で、
時間稼ぎをしたのではないか。

そんな疑いを持たざるをえない、昨日の発言だ。

あまりにも見え見えの感がする。


睡眠障害とはどんな病気か判然としないが、
こんなにタイミング良く完治するのだろうか。

これまで国会との接触を一切行っていなかった。

今回の突然の復活は、

国民と国会を愚弄している印象を強く受ける。

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舛添知事問題は、あまりにも低レベルで、
そんなことに都政の時間を費やしている現状は嘆かわしい。

しかし、甘利前大臣の問題は金銭疑惑も酷いうえ、
大臣辞任後の対応も酷すぎる。


いずれの問題についても、のらりくらりと、
時間稼ぎをするということなのか。

これは、あまりにもあまりにも酷い対応であり、
国会の委員会などを早急に開催し、

甘利前大臣をはじめ関係者からしっかりと話を聞くべきだろう。


そして甘利前大臣が元気になったのなら、
TPPについて、交渉当事者として、
答弁対応に応ずるべきだろう。

さあ今日も、確実に前進します。 

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              2016.6.7

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