徒然日記
4月21日 その3214『逢坂誠二の徒然日記』(4858)
夜明け前の東京、気温は10度を超えている。
桜も終わり、朝早く外を歩いても、
寒さを感じない、時期になった。
しかし九州では、今も地震が頻発している。
寒さが和らぐ時期になったとはいえ、
まだ日中も夜も寒さを感ずるのは当然だ。
その上、地震が続く。
一刻も早くこの状態を何とかしたいが、
自然の猛威は何とも凄まじい。
1)核燃料サイクル
昨日、経済産業委員会で、
核燃料サイクルに関して質問を行った。
しかし林大臣からは、
なぜ核燃料サイクルを実施するのか、
それに関する明確な答弁は全く得られていない上、
原発について、ほとんど無理解な印象を受ける。
こんな看板だけの大臣は、即刻、辞めたほうが良い。
事務方ともやり取りをさせて頂いたが、
その場しのぎの答弁に終始している。
こんなことに、
国民の貴重な資産が何兆円も費やされると思うと、
やるせない気持ちが募る。
この問題は、怯まずに、何度も繰り返し質問したいと思う。
2)予防的措置
現在、法務委員会では、
外国人技能実習に関する法案と
出入国管理法改正案について議論を行っている。
いずれの法案も日本のあり方を大きく変えるものだが、
与党の皆さんの関心は必ずしも高くはない。
法案が通れば外国人技能実習と在留資格には、
新たな職種として介護が追加される。
これによって日本社会のあり方が
大きく変化することが予想され、
慎重な審議が必要となっている。
また在留資格の取り消し事由に
次のような内容が追加される。
在留資格要件の活動を行っておらず、
かつ、他の活動を行い又は
行おうとして在留している場合は、
即時、国外退去となる規定だ。
確かに許された在留資格に掲げる活動をしていなければ、
退去を求められることには、一定の理解はできる。
しかし在留資格以外の活動を「行おう」としている場合まで、
資格取り消しをしてよいものだろうか。
この場合は、まだ他の活動を行ってはいない。
行おうという規定を設けることは、
個々人が単に「思う」だけで、
資格取り消しの事由に該当する可能性がある。
これは極めて危うい規定だ。
こんな立法が、当然と思われるようになれば、
日本の法制は、国民にとって極めて危険な
刃となる可能性がある。
政府の考えをもっと、
厳格に質さねばならない。
さあ今日も、確実に前進します。
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